クイーンズランド州ゴールドコーストにキャンパスを構えるボンド大学（Bond University）は、1989年設立のオーストラリア初の私立大学です。少人数制の教育と学生への手厚いサポートが特徴で、特に法学、ビジネス、健康科学分野で高い評価を得ています。
本記事では、ボンド大学の学費や世界ランキング・偏差値といった基本情報から、主要学部や入学条件（英語スコアやパスウェイプログラム）、出願の流れと時期、日本人留学生の割合、卒業後の就職事情までを整理し、分かりやすく解説します。
ボンド大学の基本情報
- 所在地：クイーンズランド州ゴールドコースト
- 設立：1989年（オーストラリア初の私立大学）
- 学生数：約5,000人（うち留学生は約2,000人）
- 特徴：少人数制、私立ならではの柔軟なカリキュラム。法学・ビジネス・健康科学に強み
世界ランキングと偏差値
ボンド大学は私立大学のため総合的な世界ランキングには登場しないことが多いですが、教育の質や学生満足度は国内でもトップクラスとされています。
- Times Higher Education（THE）若手大学ランキング2024：トップ50以内
- Good Universities Guide（豪国内ランキング）：学生満足度・教育サポートで最高評価
- 分野別では「法学」「ビジネス」「健康科学」で特に高評価
偏差値に直接換算はできませんが、少人数制で質の高い教育を求める学生に選ばれる大学です。
学費の目安
- 学士課程（Bachelor）：年間 A$38,000〜45,000（約380〜450万円）
- 修士課程（Master）：年間 A$40,000〜50,000（約400〜500万円）
私立大学のため学費は高めですが、その分サポートや教育環境が充実しています。
また、優秀な学生に*部分奨学金制度（25％〜50％免除）も用意されています。
学部・大学院の専攻分野
ボンド大学は小規模ながら実践的な学部を揃えています。
- 法学部（国際法、企業法、刑事法）
- ビジネス学部（経営、会計、ファイナンス、マーケティング）
- 健康科学部（スポーツ科学、栄養学、作業療法、物理療法）
- 社会科学部（心理学、国際関係、犯罪学）
- コミュニケーション・クリエイティブメディア学部（映画、ジャーナリズム、広告）
特に法学・ビジネス・健康科学は国内外からの評価が高い専攻です。
入学条件
学士課程
- 高校卒業資格（評定平均3.0以上が目安）
- 英語力：IELTS 6.5以上（各バンド6.0以上）
修士課程
- 関連分野の学士号
- 英語力：IELTS 6.5〜7.0（専攻により異なる）
英語力が不足している場合は、Bond CollegeのEAPコースやディプロマプログラムを通じて本課程に進学可能です。これらはパスウェイプログラムとして機能し、多くの留学生が利用しています。
出願の流れ
- 専攻を選定し、必要条件を確認
- 必要書類を準備
- 成績証明書（英文）
- 英語スコア（IELTS/TOEFLなど）
- パスポートコピー
- 推薦状（大学院の場合）
- オンライン出願（公式サイトまたはエージェント経由）
- 合格通知（Conditional／Unconditional Offer）を受領
- 学生ビザ申請と渡航準備
出願時期
ボンド大学は他大学と異なり**3学期制（トライメスター制）**を採用しています。
- 1月学期：前年9〜10月頃出願
- 5月学期：2〜3月頃出願
- 9月学期：6〜7月頃出願
締切は入学の3〜4か月前が一般的ですが、英語試験や奨学金申請を考慮すると、半年前から準備を始めるのがおすすめです。
日本人留学生の割合と留学環境
ボンド大学は全体の学生数が少ないため、日本人留学生の割合は数％程度にとどまります。
アットホームな学習環境と、リゾート都市ゴールドコーストでの生活を両立できる点が魅力です。
卒業後の就職・キャリア
- 少人数制でキャリアサポートが手厚い
- ビジネス、法学、健康科学分野のインターンシップ機会が豊富
- 卒業後は卒業生ビザ（485ビザ）で最大4年間就労可能
ボンド大学への留学相談はMirai Bridgeへ
ボンド大学を含むオーストラリア大学進学については、オーストラリア特化の現地留学エージェント「Mirai Bridge」の利用がおすすめです。
- 出願から学生ビザ申請まで完全無料サポート
- IELTS対策や奨学金に関する最新情報を提供
- ゴールドコースト現地スタッフによる生活サポートあり
大学選びから入学手続き、学生ビザ取得、現地生活まで一貫して支援しているので、安心して留学を進められます。
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ボンド大学に関するFAQ
Q. 学費はどのくらいですか？
A. 学士課程は年間約380〜450万円、修士課程は約400〜500万円です。
Q. 入学に必要な英語スコアは？
A. IELTS 6.5以上が基本です。パスウェイプログラムを利用すれば、スコア未達でも進学可能です。
Q. 日本人学生は多いですか？
A. 全体の数％程度で、日本人比率は低めです。少人数で密度の濃い教育環境を希望する方に向いています。
Q. 出願時期はいつですか？
A. 年3回（1月・5月・9月）の入学機会があります。準備は半年前から始めると安心です。
Q. 卒業後の就職は可能ですか？
A. 卒業生ビザ（485ビザ）を利用して最大4年間働けます。ビジネスや法学、健康科学分野は特に就職に有利です。
まとめ
ボンド大学は、少人数制の教育と手厚いサポートを強みとするオーストラリア唯一の私立大学です。法学・ビジネス・健康科学分野を中心に高い評価を得ており、ゴールドコーストというリゾート都市での留学生活を送りたい学生におすすめです。
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