実践的なスキルを学びながら、現地就職や永住も目指せるTAFE(公立専門学校)留学。
大学よりも学費が安く、職業訓練に特化していることから費用対効果が高い留学スタイルとして近年注目を集めています。
この記事では、TAFE留学にかかる学費の目安を分野別・州別に紹介し、あわせて生活費や奨学金制度、卒業後の進路に関する情報もわかりやすく解説します。
TAFEとは?大学との違いと特徴
TAFE(Technical and Further Education)は、オーストラリア全土にある公立の専門教育機関です。
- 実践的スキルを重視した職業教育が中心
- 入学条件が比較的ゆるやか(英語力や学歴)
- 卒業後の就職・永住ビザ取得に直結する分野も多数
👉 詳しくはこちら:
オーストラリアTAFE留学完全ガイド
TAFEの学費の目安(全体の平均)
項目 | 費用の目安(年) |
---|---|
授業料 | A$8,000〜16,000 |
入学金・教材費 | A$300〜800 |
合計 | 約A$8,300〜16,800(約83万〜168万円) |
※上記は一般的なコースの目安であり、分野や州によって上下します
分野別|TAFE学費の相場一覧
分野 | 学費目安(年) |
---|---|
幼児教育・チャイルドケア | A$10,000〜14,000 |
看護・エイジドケア | A$12,000〜16,000 |
IT・デジタルメディア | A$9,000〜14,000 |
調理・パティシエ | A$11,000〜15,000 |
建築・電気・自動車整備 | A$10,000〜16,000 |
ビジネス・会計 | A$8,000〜12,000 |
州別|代表的なTAFE機関と学費目安
州 | TAFE機関 | 学費目安 |
---|---|---|
NSW | TAFE NSW | A$9,000〜16,000 |
VIC | TAFE Victoria | A$9,500〜15,000 |
QLD | TAFE Queensland | A$8,500〜14,000 |
WA | TAFE Western Australia | A$8,000〜13,000 |
SA | TAFE South Australia | A$8,500〜13,500 |
👉 地域ごとの学費比較はこちら:
ブリスベン・ゴールドコーストの学費相場
奨学金制度やプロモーションを活用する方法
1. 州政府・学校独自の奨学金
- 一部TAFEではA$1,000〜5,000程度の学費免除制度あり
- 条件:一定の成績基準・学業目的など
2. 留学エージェント経由の割引プラン
- 長期申込や同時申し込みによる割引キャンペーンあり
- 入学金免除や教材費割引なども受けられることがある
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TAFEに強いおすすめ留学エージェント比較
TAFE卒業後にかかる費用と就職ルート
- 卒業後は卒業生ビザ(485)で最大2〜3年の滞在が可能
- 就職につながる分野を選ぶことで、現地就職→永住権申請も視野に
👉 卒業生ビザについて詳しくはこちら:
卒業生ビザから永住権を目指すには?
まとめ|TAFEは「費用対効果」が魅力の実践型留学
TAFE留学は、大学よりも学費が安く、就職に直結する資格を短期間で取得できる非常にコスパの高い留学プランです。
目的に合わせた分野選びや州選択、奨学金の活用によって、限られた予算でも現地就職や永住に近づける現実的な進路になります。
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