Co-opインターンとは?実際に働ける仕事内容とは
Co-op留学では、プログラム後半に**有給インターン(就労)**が含まれており、カナダ国内の企業で実務経験を積むことができます。
- 「授業で学んだスキルを、現場で実践」することが目的
- 職種や業界は、専攻や学校によって異なる
- 就労は原則として自力応募・英語面接あり
日本のアルバイト感覚とは異なり、履歴書・面接を経て本格的に働く経験が得られます。
人気のインターン職種一覧(専攻別)
✅ ビジネス・マーケティング系
- カスタマーサービス
- オフィスアシスタント
- SNS運用・デジタルマーケ補助
- 日系企業での日本語+英語対応
英語力に自信がない場合でも、ローカルではなく日系企業での採用から始めるのも◎
✅ IT・デザイン・Web系
- Web制作・LPデザイン補助
- UI/UXデザイン実務補助
- ソフトウェアテスト
- ITサポート・社内ヘルプデスク
スキル重視の業界なので、ポートフォリオやGitHubが評価されるケースも。
✅ ホスピタリティ・観光・飲食業界
- ホテル受付・清掃
- レストラン接客・キッチン補助
- 観光施設のカスタマー対応
英語力を現場で磨ける環境であり、未経験でも受け入れの間口が広いのが特徴。
インターンの探し方と成功のコツ
✅ 基本は「自力応募」+サポートの併用
Co-opインターンの求人は、以下のような方法で探すのが一般的です:
- 求人サイト(Indeed.ca、LinkedIn、Job Bankなど)
- 学校内のキャリアセンター/求人掲示板
- 知人・先輩からの紹介
- エージェントによる求人サポート(オプション)
事前にレジュメ(英文履歴書)とカバーレターを準備し、面接対策もしておくと安心です。
英語レベル別:おすすめインターン職種の例
英語力レベル | おすすめ職種例 | コメント |
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初級(TOEIC〜500) | 日本食レストラン、日系カスタマーサポート | 日本語対応あり。英語は徐々に慣れる形でOK。 |
中級(TOEIC〜700) | ホテル接客、オフィス補助、マーケティング実務 | 社内コミュニケーションは基本英語。実務で語彙が増える |
上級(TOEIC〜850) | IT・Web制作、外資マーケ、企業インターン | 英語で資料作成・会議もあり。就職直結の可能性も高い |
✅ 面接の基本と準備すべきこと
- 面接は英語で行われるのが基本
- 自己紹介・志望動機・強み/弱みはスムーズに言えるよう練習
- オンライン面接も一般的。Zoom/Google Meetを使うことが多い
- フォーマルな服装・背景・照明なども評価ポイントになる
「1社受けてすぐ決まる」というより、複数社に応募して徐々に慣れていくプロセスが一般的です。
インターン就労の実態とリアルな注意点
✅ 就業先の質には差がある
Co-opインターンと一口に言っても、実際の仕事内容や待遇には大きな違いがあります。
- 有給でも仕事内容が単調(例:倉庫内作業、電話番など)
- 英語環境のつもりが実は日本語中心だった
- インターンが無給だった/想定より短期間だった
「実務経験になるか」「履歴書に書ける内容か」を見極めることが重要です。
✅ 働きすぎに注意|学業とバランスを
- 就労許可が出ていても、インターンに偏りすぎると学習がおろそかになるリスクあり
- 法律上は「就学:就労=50:50以内」が原則
- ビザ違反と判断されると将来の移民申請に不利になる可能性も
Co-opインターンをキャリアに活かすには?
✅ 就職・永住の足がかりにする3つのステップ
- 就職先との関係構築
→ インターンから正規雇用に切り替え実例も多い - 就労経験で移民スコアを上げる
→ PNPやCECでの申請に実績として評価される - レファレンス(推薦状)を取得する
→ 帰国後の就職や、別都市・企業への移行時に有効
まとめ|Co-opインターンは「経験の質」が成功のカギ
- 単なる「就労」ではなく、「キャリア形成につながる就労経験」を意識する
- 自分で動いてインターンを勝ち取る姿勢が評価される世界
- 英語力と行動力が成功の分かれ道になる
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