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カナダでの学生ビザ再申請・更新の流れまとめ|却下後・進学時の対応法【2025年版】

留学

「一度出したら終わり」ではない学生ビザ

学生ビザ(Study Permit)は、却下されることもあれば、進学・延長のタイミングで再申請・更新が必要になる場面もあります。
この記事では、以下のようなケースに対応するための手順と注意点を解説します:

  • ビザ却下後の再申請
  • 語学学校→カレッジ進学による更新
  • 滞在延長に伴う再申請・Implied Statusの扱い

再申請・延長・更新の違いとは?


用語定義よくあるケース
再申請(Resubmit)却下後にもう一度ビザ申請を出し直すこと資金証明やLOEの修正後に再挑戦
延長(Extension)現在のビザをそのまま引き継ぎ、期間を延ばす語学終了→進学/学業の遅延など
更新(Update)コースや学校が変わったときに条件を変更語学学校→カレッジへの切替など

いずれもIRCCのポータルサイト上でオンライン申請が可能です。

学生ビザが却下された場合の「再申請」の流れと対策


✅ 再申請の基本ステップ

  1. IRCCから届いた拒否通知(Refusal Letter)を確認
  2. 却下理由を把握する(資金・動機・整合性など)
  3. 内容を修正した上で、GCKeyから新規で再申請
  4. 必要に応じて「CAIPSメモ(審査官の記録)」を依頼し内容を把握

✅ 再申請で修正すべき主なポイント

修正ポイント内容
資金証明銀行名義・残高・入金履歴を明確に/親の支援書類も追加推奨
LOE(目的説明書)キャリアの整合性・将来像を具体的に/誤解を与えない構成に
学校選び学歴とプログラムの乖離がないか確認/場合によっては進学先の変更も視野に

学校・プログラム変更時の「更新」とは?


✅ 語学学校 → カレッジに進学するケース

手続きの流れ注意点
カレッジから新しいLOAを取得条件付きでなく、正式入学許可証であること
IRCCで「Study Permit extension」を申請必ず現在のビザが有効なうちに申請
新たに資金証明を提出学費+生活費が十分であることを証明

入学前にビザ延長が間に合わない場合でも、Implied Statusを利用すれば滞在継続が可能

タイミングと実務上の注意点|出国・滞在・就学継続


✅ 再申請・更新を出すタイミングの目安

ビザの状態推奨される申請タイミング
有効期限がある30〜45日前までに延長・更新を申請
却下されたRefusal Letter受領後すぐ再準備・再提出
進学(コース変更)入学許可証が出たタイミングで速やかに更新申請

✅ Implied Status中の過ごし方

  • 延長・更新を期限内に出していれば、審査完了までの間も合法的に滞在・就学可
  • ただし、カナダ国外への出国は禁止/出たら失効扱いとなるため注意
  • IRCCサイトでステータスを定期的に確認し、審査完了後に通知が届くのを待つ

まとめ|ビザ戦略は「柔軟性」と「改善力」がカギ

  • 却下されても落ち着いて対処すれば、再申請で挽回は十分可能
  • 学校やプランの変更は、IRCCに正しく伝えることで留学継続が認められる
  • 留学の途中変更・長期プランがある場合は、1回きりの申請ではなく、継続的な更新戦略を想定しておくことが重要です

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