オーストラリア留学を検討している方や、すでに現地で生活を始めた方にとって、ビザの種類や教育制度、生活に関する専門用語は重要な知識です。
このページでは、オーストラリア留学に関連する基本用語をカテゴリごとにわかりやすくまとめました。初めての方も安心して準備を進められるよう、必要な情報を一目で確認できます。
- ビザ関連
- ビザの種類
- 学生ビザ（Student Visa, サブクラス500）
- ワーキングホリデービザ（Working Holiday Visa, サブクラス417）
- 永住権（Permanent Residency, PR）
- 技術移民ビザ（Skilled Migration Visa）
- 卒業生ビザ（Temporary Graduate Visa, 485ビザ）
- 技術独立永住ビザ（Skilled Independent Visa, サブクラス189）
- 技術指名永住ビザ（Skilled Nominated Visa, サブクラス190）
- 地方移住技術就労ビザ（Skilled Work Regional (Provisional) Visa, サブクラス491）
- 雇用主指名永住ビザ（Employer Nomination Scheme Visa, サブクラス186）
- 地域スポンサー移民スキームビザ（Regional Sponsored Migration Scheme Visa, サブクラス187）
- パートナービザ（Partner Visa, サブクラス309/100）
- 訪問者ビザ（Visitor Visa, サブクラス600）
- 電子渡航許可（Electronic Travel Authority, ETA, サブクラス601）
- ワーク・アンド・ホリデービザ（Work and Holiday Visa, サブクラス462）
- 特別カテゴリー・ビザ（Special Category Visa, サブクラス444）
- ブリッジングビザ（Bridging Visa）
- 技術職業リスト（Skilled Occupation List, SOL）
- Expression of Interest（EOI）
- ポイントテスト（Points Test）
- スキルアセスメント（Skill Assessment）
- 親族スポンサー技術移民ビザ（Skilled Regional Sponsored Visa, サブクラス489）
- 短期就労ビザ（Temporary Skill Shortage Visa, サブクラス482）
- ビジネス・イノベーション＆投資ビザ（Business Innovation and Investment Visa, サブクラス188）
- ビジネス・イノベーション＆投資永住ビザ（Business Innovation and Investment Permanent Visa, サブクラス888）
- 難民・人道ビザ（Refugee and Humanitarian Visas, サブクラス200〜204）
- 介護者ビザ（Carer Visa, サブクラス116/836）
- 保護ビザ（Protection Visa, サブクラス866）
- リタイヤメントビザ（Retirement Visa, サブクラス405）
- セカンドワーキングホリデービザ（Second Working Holiday Visa, サブクラス417）
- サードワーキングホリデービザ（Third Working Holiday Visa, サブクラス417）
- COVID-19パンデミックイベントビザ（COVID-19 Pandemic Event Visa, サブクラス408）
- ビザの手続き
- ビザ管理システム・登録
- 別添提出関連
- 移民・留学制度関連
- 条件・制約
- ビザの手続き・管理
- ビザの条件
- 健康診断・犯罪歴証明
- ビザの種類
- 教育機関・資格
- 教育機関
- 資格・学位
- AQF（Australian Qualifications Framework）
- ディプロマ（Diploma）
- アドバンスド・ディプロマ（Advanced Diploma）
- 学士号（Bachelor’s Degree）
- 修士号（Master’s Degree）
- 博士号（Ph.D.）
- Certificate I
- Certificate II
- Certificate III
- Certificate IV
- Associate Degree
- Graduate Certificate
- Graduate Diploma
- Honours
- リサーチ・ディグリー（Research Degree）
- パスウェイ・プログラム（Pathway Program）
- その他
- 学校生活
- 留学手続き
- 生活関連
- アルバイト・仕事
- 英語試験・語学
- 地域情報
ビザ関連
ビザの種類
学生ビザ（Student Visa, サブクラス500）
オーストラリアでフルタイムの教育課程に参加するために必要なビザ。通常、コース期間中および追加の滞在期間が許可され、一定の条件下で就労も可能です。
👉 学生ビザの詳細や申請方法についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
ワーキングホリデービザ（Working Holiday Visa, サブクラス417）
18歳から30歳までの若者が観光を主目的としつつ、現地での就労や学習を一定期間行うことを許可するビザ。
👉 オーストラリアのワーホリ制度については、こちらの記事にて制度全体を解説しています。
永住権（Permanent Residency, PR）
オーストラリアで無期限に滞在・就労・学習が可能となる権利。特定の条件を満たすことで申請が可能。
代表的な永住ビザには以下が含まれる：
- 技術独立永住ビザ（Skilled Independent Visa, サブクラス189）
- 技術指名永住ビザ（Skilled Nominated Visa, サブクラス190）
- 雇用主指名永住ビザ（Employer Nomination Scheme Visa, サブクラス186）
- パートナービザ（Partner Visa, サブクラス100）
👉 オーストラリア永住を視野に入れた進路設計についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
技術移民ビザ（Skilled Migration Visa）
特定の技能や職業を持つ人々が永住権を取得するためのビザ。ポイントシステムに基づいて選考される。
代表的な技術移民ビザには以下が含まれる：
- 技術独立永住ビザ（Skilled Independent Visa, サブクラス189）
- 技術指名永住ビザ（Skilled Nominated Visa, サブクラス190）
- 地方移住技術就労ビザ（Skilled Work Regional (Provisional) Visa, サブクラス491）
- 短期就労ビザ（Temporary Skill Shortage Visa, サブクラス482）
卒業生ビザ（Temporary Graduate Visa, 485ビザ）
オーストラリアの特定の教育機関を卒業した留学生が、一定期間オーストラリアで就労経験を積むためのビザ。
技術独立永住ビザ（Skilled Independent Visa, サブクラス189）
オーストラリアの特定の職業リストに基づき、スポンサーなしで申請できる永住ビザ。申請にはポイントテストを通過し、移民局からの招待を受ける必要があります。主に高技能職の専門家が対象です。
技術指名永住ビザ（Skilled Nominated Visa, サブクラス190）
州または準州からの指名を受けて申請する永住ビザ。特定の職業リストに基づき、ポイントテストを通過し、州政府からのノミネートを受ける必要があります。各州が必要とする職業は異なります。
地方移住技術就労ビザ（Skilled Work Regional (Provisional) Visa, サブクラス491）
地方地域での就労を条件とした一時的なビザ。州または準州の指名、または適格な親族のスポンサーシップが必要で、一定期間地方で生活し働くことで、永住ビザへの道が開かれます。
雇用主指名永住ビザ（Employer Nomination Scheme Visa, サブクラス186）
オーストラリアの雇用主からの正式な指名を受けて申請する永住ビザ。申請者は特定のスキルや資格を持ち、雇用主が定められた基準を満たしている必要があります。
地域スポンサー移民スキームビザ（Regional Sponsored Migration Scheme Visa, サブクラス187）
地方地域の雇用主からの指名を受けて申請する永住ビザ。申請者は指定された地域での雇用契約を持ち、特定のスキルや資格を有している必要があります。
パートナービザ（Partner Visa, サブクラス309/100）
オーストラリア市民、永住者、または適格なニュージーランド市民の配偶者や事実婚パートナーが申請できるビザ。サブクラス309は一時的なビザで、サブクラス100は永住ビザとなります。
訪問者ビザ（Visitor Visa, サブクラス600）
観光、親族や友人の訪問、ビジネス訪問などを目的とした短期滞在ビザ。通常、3ヶ月までの滞在が許可されますが、目的や状況により延長が可能な場合もあります。
電子渡航許可（Electronic Travel Authority, ETA, サブクラス601）
短期の観光やビジネス訪問を目的とした電子ビザ。日本国籍を含む特定の国のパスポート保持者が対象で、最大3ヶ月の滞在が可能です。
ワーク・アンド・ホリデービザ（Work and Holiday Visa, サブクラス462）
ワーキングホリデービザ（サブクラス417）とは別のプログラムで、特定の国籍の18歳から30歳までの若者が対象。観光を主目的としつつ、現地での就労や学習が一定期間許可されます。
特別カテゴリー・ビザ（Special Category Visa, サブクラス444）
ニュージーランド国籍者がオーストラリアに滞在・就労する際に自動的に付与される一時的なビザ。特定の条件下で永住権申請の資格を得ることも可能です。
ブリッジングビザ（Bridging Visa）
新しいビザの申請中や、現在のビザが失効した後も合法的にオーストラリアに滞在するための一時的なビザ。複数のサブクラスがあり、状況に応じて適用されます。
技術職業リスト（Skilled Occupation List, SOL）
オーストラリア政府が定める、移民申請者に求められる職業のリスト。このリストに掲載されている職業のスキルを持つことが、技術系ビザ申請の前提条件となります。
Expression of Interest（EOI）
技術移民ビザを申請する前に、移民局に対して自身のスキルや資格を登録する手続き。EOIが承認されると、ビザ申請の招待を受ける可能性があります。
ポイントテスト（Points Test）
技術移民ビザの申請者が、年齢、英語力、職務経験、学歴などの項目でポイントを獲得し、一定の基準を満たす必要がある評価システム。
スキルアセスメント（Skill Assessment）
指定された職業団体が、申請者の資格や経験がオーストラリアの基準を満たしているかを評価するプロセス。技術系ビザ申請の必須要件となります。
親族スポンサー技術移民ビザ（Skilled Regional Sponsored Visa, サブクラス489）
地方移住技術就労ビザ（491ビザ）の前身で、既に新規申請は終了。過去にこのビザを取得した人が、永住権申請の資格を得られるケースがあるため、説明を加えると有用。
短期就労ビザ（Temporary Skill Shortage Visa, サブクラス482）
いわゆる「TSSビザ」。オーストラリアの雇用主が特定のスキルを持つ外国人を雇用するためのビザ。雇用契約に基づくスポンサーシップが必須で、短期間の労働許可を得られる。
ビジネス・イノベーション＆投資ビザ（Business Innovation and Investment Visa, サブクラス188）
オーストラリアで事業を立ち上げる、投資する、または経営する人向けの一時的なビザ。一定の条件を満たすことで永住ビザ（サブクラス888）への切り替えが可能。一定の条件を満たすことで永住ビザ（サブクラス888）への切り替えが可能。
ビジネス・イノベーション＆投資永住ビザ（Business Innovation and Investment Permanent Visa, サブクラス888）
188ビザ保持者が一定のビジネス実績を証明した後に申請できる永住ビザ。
難民・人道ビザ（Refugee and Humanitarian Visas, サブクラス200〜204）
国際的な難民保護基準に基づき、庇護を求める人々に発給されるビザ。
介護者ビザ（Carer Visa, サブクラス116/836）
オーストラリアに住む家族の介護をするために発給されるビザ。申請者は医療的支援が必要な家族がいることを証明しなければならない。
保護ビザ（Protection Visa, サブクラス866）
オーストラリア国内にいる人が、迫害や重大な危険にさらされる恐れがある場合に申請可能なビザ。
リタイヤメントビザ（Retirement Visa, サブクラス405）
高額の資産を持つシニア向けのビザで、現在は新規申請不可。以前にこのビザを取得した人が、永住権申請の資格を得られる場合がある。
セカンドワーキングホリデービザ（Second Working Holiday Visa, サブクラス417）
ワーキングホリデービザ保持者が一定の条件（農業や指定労働の一定期間の従事など）を満たすと、2年目の滞在が許可される。
サードワーキングホリデービザ（Third Working Holiday Visa, サブクラス417）
セカンドワーキングホリデーの条件を満たした人がさらに延長できる制度。
COVID-19パンデミックイベントビザ（COVID-19 Pandemic Event Visa, サブクラス408）
COVID-19パンデミック中、オーストラリアでの滞在を延長する必要がある一時滞在者向けに導入されたビザです。特に、パンデミック期間中に重要な産業で働く人々や、帰国が困難な状況にある人々が対象となりました。このビザは2024年2月1日に新規申請の受付を終了しましたが、既存のビザ保持者の多くは他のビザへの切り替えや帰国などの対応を求められています。
ビザの手続き
Bridging Visa（ブリッジングビザ）
新しいビザ申請中に、現在のビザが失効した場合に滞在を継続するための一時的なビザ。
Visa Refusal（ビザ却下）
申請したビザが却下されること。却下理由によっては再申請や異議申し立て（AATへの申請）が可能。
AAT（Administrative Appeals Tribunal）
ビザ却下やキャンセルに対して異議申し立てを行うための審査機関。
Visa Expiry Date（ビザ有効期限）
各ビザの有効期限。期限が切れる前に、更新または新しいビザの申請を行う必要がある。
ビザ管理システム・登録
VEVO（Visa Entitlement Verification Online）
オーストラリアのビザ保持者が、自身のビザの有効性や条件をオンラインで確認できるシステム。雇用主や教育機関もビザステータスを確認する際に使用。
eVisa
オンラインで申請可能な電子ビザの総称。ETAやeVisitorが含まれる。
GTE（Genuine Temporary Entrant）
学生ビザ（サブクラス500）を申請する際に必要な要件で、「純粋に学習目的での滞在であること」を証明するための審査基準。
PVA（Pre-Visa Assessment）
一部のビザ申請で、資格や書類の事前審査が必要となる場合に行われるプロセス。
別添提出関連
Medical Examination（健康診断）
一部のビザ申請者は、オーストラリア政府指定の医療機関で健康診断を受ける必要がある。
HAP ID（Health Assessment Program ID）
健康診断を受ける際に付与される識別番号。ビザ申請時に使用。
AFP Police Check（Australian Federal Police Check）
ビザ申請者が犯罪歴の有無を証明するために必要な書類。オーストラリア国内での滞在歴がある場合に求められる。
Overseas Police Clearance（海外犯罪証明書）
オーストラリア以外の国で一定期間滞在した人が、犯罪歴の有無を証明するために必要となる書類。
移民・留学制度関連
ESOS（Education Services for Overseas Students）
オーストラリアの海外留学生向け教育サービスの法律。教育機関が適切なサポートを提供することを義務付けている。
Tuition Protection Service（TPS）
教育機関が経営破綻した場合、留学生の学費を保護し、他の学校への転校支援を提供する制度。
SCV（Special Category Visa, サブクラス444）
ニュージーランド国籍者がオーストラリアに滞在・就労するための特別なビザ。
PIC（Public Interest Criteria）
公共の安全や健康を守るために設けられたビザ審査基準のこと。健康診断や犯罪歴のチェックが含まれる。
Character Test
オーストラリアのビザ申請者が犯罪歴などの審査基準を満たしているかを評価するプロセス。適用されない場合、ビザが却下される可能性がある。
条件・制約
Visa Conditions（ビザ条件）
各ビザに適用されるルールのこと。例えば、「8105」（学生ビザ保持者の就労時間制限）、「8503」（No Further Stay条件）などの番号が振られる。
Work Limitation（就労制限）
学生ビザや特定の短期ビザには、週○時間までの就労制限がある。例：学生ビザの就労制限は通常2週間で48時間（2023年改定）。
Condition 8501（Health Insurance Requirement）
一部のビザには、滞在期間中に適切な健康保険（OSHCなど）への加入が義務付けられる。
Condition 8104 / 8105
就労制限を定めるビザ条件の一つ。学生ビザ保持者が特定の時間以上働くことを制限する。
Condition 8534
学生ビザ申請者が、卒業後に他のビザへ切り替えることを制限する場合に適用される条件。
ビザの手続き・管理
ImmiAccount
オーストラリア内務省が提供するオンラインビザ申請・管理システム。
VEVO（Visa Entitlement Verification Online）
オーストラリアのビザ保持者が、自身のビザの有効性や条件をオンラインで確認できるシステム。
GTE（Genuine Temporary Entrant）
学生ビザを申請する際に、純粋に学習目的での滞在であることを証明するための審査基準。
CRICOS（Commonwealth Register of Institutions and Courses for Overseas Students）
海外留学生向けの教育機関とコースの連邦登録。
Tuition Protection Service（TPS）
教育機関が経営破綻した場合、留学生の学費を保護し、他の学校への転校支援を提供する制度。
ビザの条件
OSHC（Overseas Student Health Cover）
海外留学生が加入する必要のある健康保険。
No Further Stay条件
特定のビザに付与される、オーストラリア国内でのビザ延長や新規申請を制限する条件。
Visa Conditions（ビザ条件）
各ビザに適用されるルール。例えば「8105」（学生ビザ保持者の就労時間制限）などがある。
Condition 8501（Health Insurance Requirement）
一部のビザには、滞在期間中に適切な健康保険（OSHCなど）への加入が義務付けられる。
健康診断・犯罪歴証明
Medical Examination（健康診断）
一部のビザ申請者は、オーストラリア政府指定の医療機関で健康診断を受ける必要がある。
HAP ID（Health Assessment Program ID）
健康診断を受ける際に付与される識別番号。ビザ申請時に使用。
AFP Police Check（Australian Federal Police Check）
ビザ申請者が犯罪歴の有無を証明するために必要な書類。オーストラリア国内での滞在歴がある場合に求められる。
Overseas Police Clearance（海外犯罪証明書）
オーストラリア以外の国で一定期間滞在した人が、犯罪歴の有無を証明するために必要となる書類。
教育機関・資格
教育機関
TAFE（Technical and Further Education）
州立の職業教育訓練機関で、実践的なスキルを習得するコースを提供。
大学（University）
オーストラリア国内には世界的に評価の高い大学が多く、学士・修士・博士課程を提供。
👉 オーストラリアの大学進学について。学費・入試制度・おすすめの大学などを網羅
専門学校（Private College）
私立の教育機関で、ビジネス、IT、美容、ホスピタリティなど特定の分野に特化したコースを提供。
語学学校（English Language School）
海外留学生向けに英語学習を提供する教育機関。一般英語、IELTS準備、ビジネス英語コースなどがある。
VET（Vocational Education and Training）
職業教育訓練制度の総称。TAFEや私立の専門学校がこれに該当し、実務に直結した教育を提供。
ファンデーションスタディ・コース（Foundation Studies）
大学進学を目指す留学生のための準備コース。学術的英語や専門基礎科目を学び、大学入学に必要なスキルを習得。
コミュニティカレッジ（Community College）
地域社会に根ざした教育機関で、職業訓練や生涯学習、趣味の講座など多様なプログラムを提供。
職業教育訓練（Vocational Education and Training, VET）
実践的な職業スキルを習得するための教育制度で、各種の資格取得や技能向上を目指すコースが含まれる。
州立職業訓練機関（Technical and Further Education, TAFE）
各州や準州が運営する公立の職業教育機関で、多様な専門分野のコースを提供。
資格・学位
AQF（Australian Qualifications Framework）
オーストラリアの資格枠組みで、教育レベルや資格の基準を統一したもの。
ディプロマ（Diploma）
TAFEや専門学校で提供される資格で、特定の専門分野の知識とスキルを習得したことを示す。
アドバンスド・ディプロマ（Advanced Diploma）
Diplomaの上位資格で、より専門的なスキルを習得。
学士号（Bachelor’s Degree）
大学での学部課程を修了した際に授与される学位。通常3～4年の課程。
修士号（Master’s Degree）
学士号取得後、さらに専門的な知識を深めるための大学院課程。通常1～2年の課程。
博士号（Ph.D.）
最も高度な学位で、独自の研究を行い、その成果を論文として提出することが求められる。
Certificate I
職業教育訓練の入門レベルの資格。 基本的な作業や業務に関する知識とスキルを習得する。
Certificate II
職業教育訓練の初級レベルの資格。特定の業界で働くための基礎技術や知識を身につける。
Certificate III
職業教育訓練の中級レベルの資格。 業務の実務経験を伴う専門的なスキルを習得することが求められる。
Certificate IV
職業教育訓練の上級レベルの資格。管理職レベルの業務や専門分野での高度な技術を学ぶ。
Associate Degree
大学の学士課程の前段階に位置する学位。通常、2年間の課程で、特定の専門分野の基礎を学ぶ。
Graduate Certificate
学士号取得後に特定の専門分野での知識を深めるための短期課程。通常、6ヶ月程度で修了。
Graduate Diploma
Graduate Certificateよりも広範な知識を提供する1年間の課程。特定の分野での専門性を高める。
Honours
学士号取得後、さらに1年間の研究を行い、専門分野での深い知識と研究能力を養う課程。
リサーチ・ディグリー（Research Degree）
主に独自の研究活動を通じて取得する学位で、修士号（MPhil）や博士号（PhD）が含まれる。
パスウェイ・プログラム（Pathway Program）
大学や専門学校への進学を目指す学生のための準備コースで、英語力や学術的スキルの向上を目的とする。
その他
ELICOS（English Language Intensive Courses for Overseas Students）
留学生向けの集中英語コースで、大学進学準備や一般英語学習向けに提供される。
Pathway Program（パスウェイプログラム）
大学進学前に必要な英語力や学力を身につけるための準備コース。
Recognition of Prior Learning（RPL, 学力認定試験）
過去の学習や職務経験を正式な資格や単位として認定する制度。
ESL（English as a Second Language）
英語を母国語としない人々のための英語教育プログラム。
国際バカロレア（International Baccalaureate, IB）
国際的に認められた大学入学資格を提供する教育プログラム。
スタディ・アブロード（Study Abroad）
他国の大学で一定期間学ぶ制度。日本の大学の単位として認定されることもある。
学校生活
授業・評価
Lecture（レクチャー）
大学などの教育機関で行われる大規模な講義形式の授業。
Tutorial（チュートリアル）
少人数で行われる授業形式で、講義内容の理解を深めるために実施される。
Seminar（セミナー）
少人数のグループで特定のテーマについて議論を行う授業形式。
Practical（プラクティカル）
実践的な演習や実験を含む授業で、理論を実践に応用することを目的とする。
Assignment（アサインメント）
学生に課される課題で、エッセイやレポートの形で提出することが多い。
Exam（エグザム）
学習成果を評価するための試験。筆記、口頭、実技など様々な形式がある。
GPA（Grade Point Average）
成績評価の指標の一つで、各科目の成績を数値化し、平均値を算出する方式。
Achievement Test（アチーブメントテスト）
学生が特定の期間内に学んだ内容を評価するための試験。学期末試験などが該当。
Immersion Program（イマージョンプログラム）
特定の言語や文化に完全に浸る形で学習するプログラム。英語環境での生活を通じて言語習得を目指す。
Presentation（プレゼンテーション）
学生が特定のテーマについて発表すること。口頭や視覚資料を用いて行われる。
Workshop（ワークショップ）
実践的な活動を中心とした授業やトレーニング。参加型の学習スタイルを採用。
学生サポート
Student Union（学生組合）
学生の権利や福利厚生をサポートする組織で、イベントやサポートサービスを提供する。
Counseling Service（カウンセリングサービス）
学生のメンタルヘルスや学業相談を支援するための専門サービス。
Library Services（図書館サービス）
学習や研究をサポートするための施設で、書籍やオンラインリソースの利用が可能。
Academic Advisor（アカデミックアドバイザー）
学生の学習計画や履修選択について助言を行う大学のスタッフ。
Admissions Office（アドミッションオフィス）
入学手続きや情報提供を担当する部門。入学願書の受付や問い合わせに対応。
キャンパスライフ
Campus（キャンパス）
大学や専門学校の敷地や施設のこと。
Dormitory（ドミトリー）
学生が共同生活をする寮。大学運営のものと民間のものがある。
Student Club（学生クラブ）
スポーツや文化活動など、学生が自主的に運営するクラブ活動。
Orientation Week（オリエンテーションウィーク）
新入生向けに大学生活や施設の紹介を行うイベント週間。
Boarding School（ボーディングスクール）
寮が完備された学校。生徒は学校の施設内で生活しながら学ぶ。
Host Family（ホストファミリー）
留学生を受け入れる家庭。現地の文化や生活を体験する機会を提供。
Orientation（オリエンテーション）
新入生や留学生を対象に行われる導入プログラム。学校の施設紹介や生活情報の提供などが行われる。
留学手続き
申請・手続き
Application Form（申請書）
留学を希望する教育機関への入学申請に必要な書類。オンラインまたは紙のフォームで提出される。
Offer Letter（オファーレター）
学校や大学からの入学許可通知書。コースの詳細や学費、開始日などが記載される。
Confirmation of Enrolment（CoE, 在学確認書）
オーストラリアの教育機関が学生ビザの申請に必要な正式な入学証明書。
Tuition Fee（授業料）
学習プログラムの受講に必要な費用。学校によって異なり、年間または学期ごとに請求される。
Student Visa（学生ビザ）
オーストラリアでのフルタイムの学習を許可するビザ（サブクラス500）。
出発準備
Pre-departure Guide（出発前ガイド）
留学前に必要な情報をまとめたガイドブック。持ち物リストや生活情報などが含まれる。
Overseas Health Cover（OSHC, 海外留学生健康保険）
学生ビザ取得者が加入義務のある健康保険。病気や事故の際に適用される。
滞在中の手続き
Bank Account Opening（銀行口座開設）
留学生が現地で生活するために必要な銀行口座の開設手続き。
Student ID（学生証）
学校が発行する身分証明書。学内施設の利用や学生割引の適用に必要。
帰国・延長手続き
Completion Letter（修了証明書）
コースを修了したことを証明する公式文書。ビザ更新や就職時に必要となることがある。
Visa Extension（ビザ延長）
留学期間を延ばすための手続き。新しいCoEの取得や追加費用の支払いが必要。
生活関連
住居
Homestay（ホームステイ）
現地の家庭に滞在し、オーストラリアの生活を体験しながら英語を学ぶ滞在方法。
Share House（シェアハウス）
複数の住人が共同生活を送る住宅形態。光熱費や家賃を分担できるため、留学生に人気。
Student Accommodation（学生寮）
大学や専門学校が運営する学生向けの寮。学内または近隣に設置されていることが多い。
交通・日常生活
Opal Card（オパールカード）
シドニーなどで利用される公共交通機関のICカード。バス・電車・フェリーの運賃支払いに使用可能。
Myki Card（マイキー カード）
メルボルンで使用される公共交通機関のICカード。トラム・電車・バスに利用可能。
Medicare（メディケア）
オーストラリアの公的医療制度。特定の条件を満たしたビザ保持者が利用可能。
WISE（ワイズ）
国際送金サービス。従来の銀行よりも手数料が低く、迅速かつ安全に複数の通貨間で送金が可能です。
アルバイト・仕事
仕事の種類
Casual Job（カジュアルジョブ）
シフト制の短時間勤務で、労働時間の柔軟性が高い仕事形態。
Part-time Job（パートタイムジョブ）
フルタイム勤務より短い時間で働く仕事。学生ビザ保持者に許可された労働形態。
Internship（インターンシップ）
学業と関連した分野で職業体験を積むプログラム。有給・無給のものがある。
Hospitality Job（ホスピタリティジョブ）
レストラン・カフェ・ホテルなどのサービス業の仕事。留学生に人気。
求人・労働環境
ABN（Australian Business Number）
個人事業主が取得するビジネス登録番号。フリーランスの仕事をする際に必要。
Fair Work Ombudsman（フェアワークオンブズマン）
オーストラリアの労働基準を監督する機関。雇用者と労働者の権利を保護する。
英語試験・語学
英語試験
IELTS（International English Language Testing System）
オーストラリアの大学や移民申請に広く使用される英語能力試験。
TOEFL（Test of English as a Foreign Language）
英語圏の大学進学に必要な英語能力を測定する試験。
PTE Academic（Pearson Test of English Academic）
オーストラリアの大学やビザ申請で認められる英語能力試験。
語学コース
General English（一般英語コース）
日常会話を中心に英語を学ぶコース。語学学校で提供されることが多い。
EAP（English for Academic Purposes）
大学進学を目的とした学術英語を学ぶコース。
地域情報
州・準州
クイーンズランド州（QLD）
オーストラリア北東部に位置する州。 州都はブリスベンで、観光地としてゴールドコーストやグレートバリアリーフが有名。
ニューサウスウェールズ州（NSW）
オーストラリア南東部に位置する州。州都はシドニーで、国内最大の経済・文化の中心地。
ビクトリア州（VIC）
オーストラリア南東部に位置する州。州都はメルボルンで、芸術やスポーツの中の心地よさとして知られる。
南オーストラリア州（SA）
オーストラリア南部に位置する州。州都は警戒されており、ワイン産業が盛んな地域。
西オーストラリア州（WA）
オーストラリア西部に位置する最大の州。州都はパースで、鉱業や自然環境が豊富なエリア。
タスマニア州（TAS）
オーストラリア南東の島州。州都はホバートで、自然環境や野生動物が豊か。
ノーザンテリトリー（NT）
オーストラリア北部の準州。 州都はダーウィンで、ウルル（エアーズロック）などの観光名所があります。
オーストラリア首都特別地域（ACT）
キャンベラが位置し、政府機関が集中している。
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