オーストラリアで学んだ後、現地でそのまま働きたいと考える人は年々増えています。
実際に、卒業生ビザやスキルビザを活用して就職・永住につなげるケースも多く、明確なルートと準備を知っていれば現実的な目標となります。
この記事では、オーストラリアで現地就職するために必要な条件・就労可能なビザ・英語力・仕事の探し方までを網羅的に解説します。
オーストラリアで現地就職するための主な条件とは?
項目 | 概要 |
---|---|
就労可能なビザ | 卒業生ビザ・雇用主スポンサー・永住ビザなど |
英語力 | IELTS 6.0以上が一般的な最低ライン |
学歴・スキル | TAFE・大学などでの資格取得/職務経験 |
職種 | 指定職業リスト(MLTSSLなど)に該当する必要がある場合も |
主な就労ビザと就職ルート
1. 卒業生ビザ(485)からの就職
- 学校卒業後に申請できる最大4年間の滞在ビザ
- フルタイムで働けるため、現地企業への就職活動が可能
👉 詳しくはこちら:
卒業生ビザから永住権を目指すには?
2. 雇用主スポンサー付きビザ(TSS 482)
- 現地企業がスポンサーになることで長期就労が可能
- IT・看護・建設・調理師などが人気/英語要件あり(IELTS 5.0以上)
3. 独立スキルビザ(GSM 189/190)
- ポイント制で選考される永住権ビザ
- 英語力・職歴・学歴・年齢のバランスが重要
- 時間はかかるが、スポンサー不要で就労可能
就職活動の流れと仕事の探し方
1. オーストラリアで主流の就職サイト
- Seek(https://www.seek.com.au)
- Indeed Australia
- JAMS.TVなどの日系メディアも活用可能
2. 現地就職で有利な履歴書(レジュメ)とは?
- 英文CV(Curriculum Vitae)を使用
- 成果・スキル・英語力・資格をアピールする構成にする
- カバーレターも重要:応募企業ごとにカスタマイズが基本
3. ネットワーキング・紹介の重要性
- TAFE・大学・語学学校のインターンシップや業界紹介制度を活用
- 地域のイベント・Job Fairへの参加も効果的
業界別|現地就職のしやすさと求人傾向
業界 | 特徴 |
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IT・テック | スキル重視/求人多/永住につながりやすい |
看護・介護 | 人手不足/資格必須/ビザに強い |
調理・ホスピタリティ | ワーホリ後の就職多/英語力重視 |
教育・チャイルドケア | TAFE資格と州登録が必要/永住権と関連性高い |
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現地就職に向いている人の特徴とは?
- 長期滞在を希望している人(3年以上)
- 英語環境に積極的に飛び込めるタイプ
- 自分の専門性やスキルを活かしたい人
- ビザや永住に関するリサーチ・準備を継続できる人
まとめ|就職をゴールにするなら「逆算型の留学」が必須
オーストラリアでの現地就職は、闇雲に動いてもうまくいきません。
留学前から就職を見据えた学校・専攻選び、資格取得、英語対策、就職活動準備を逆算的に設計することで、卒業後に最短距離でチャンスを掴むことができます。
就職を見据えた留学ルートに関しては、次の記事で詳しく解説します。
👉 現地就職につながる留学の選び方
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