Co-op留学の費用はどれくらいかかる?
カナダのCo-op留学は、「学び+働く」がセットになった実践型プログラム。
語学留学より費用はやや高めですが、有給インターンで学費の一部を補えるのが特徴です。
まずは、1年間の費用目安と内訳を把握しましょう。
Co-op留学1年間の総費用目安(2025年時点)
項目 | 費用目安(カナダドル) | 円換算(1CAD=約110円) |
---|---|---|
学費 | $6,000〜12,000 | 約66万〜132万円 |
生活費 | $10,000〜15,000 | 約110万〜165万円 |
渡航費 | $1,500〜2,000 | 約16万〜22万円 |
ビザ・保険 | $800〜1,200 | 約9万〜13万円 |
合計 | $18,000〜30,000 | 約200万〜330万円 |
学費・物価は都市によって大きく異なります(バンクーバーは高、カルガリーは安)。
学費の相場と選び方
✅ Co-op対応学校の学費帯
- 私立カレッジ(VGC、ILACなど)…$6,000〜10,000程度(半年〜1年)
- 公立カレッジ(例:Seneca, Douglas)…$12,000〜18,000程度/年(PGWP対象)
多くの日本人留学生は私立カレッジの短期Co-opプログラム(8〜12か月)を選択しています。
Co-op留学中の生活費内訳と地域差
Co-op留学の生活費は、住む都市やライフスタイルで2〜3倍の差が出ることもあります。費用をコントロールするには、生活費の内訳を理解することが第一歩です。
✅ 主な生活費の内訳(月額目安)
項目 | 範囲(CAD) | 補足 |
---|---|---|
家賃(滞在費) | $700〜1,200 | ホームステイ or シェアハウス |
食費 | $300〜500 | 自炊中心か外食多めかで変動 |
通信費 | $50〜80 | 携帯+Wi-Fi |
交通費 | $80〜120 | 地域によって学生パス割引あり |
雑費・交際費 | $100〜200 | カフェ・日用品・週末レジャーなど |
節約に強い都市ランキング(2025年版)
都市名 | 特徴/節約度合い |
---|---|
カルガリー | 家賃・食費ともに安め。大都市ながら生活コスト低 |
エドモントン | Co-op学校あり。寒冷だが物価安&家賃◎ |
ハリファックス | 地方都市でゆったり。住宅費が大幅に安い |
バンクーバー | 都市機能は◎だが、物価は全国最高水準 |
トロント | チャンス豊富だが生活費も高い。コスパ要注意 |
「家賃で月3万円以上差が出る」ため、都市選びが費用対策の最重要ポイントです。
滞在先選びと節約への影響
- ホームステイ:食事込みで安心、だが月$1,000前後
- シェアハウス:自由度・費用面で最も人気。$600〜800で可能
- 学生寮/個室:学校併設だが費用が高い+空きにくい傾向
初月はホームステイ→慣れてからシェアハウスへ移行する人が多いです。
有給インターンで“実質的に費用を回収”する方法
Co-op留学最大の特徴は、後半で有給インターンが可能な点です。
ここを上手に活用すれば、実質的な留学費用を大幅に抑えることができます。
✅ 有給インターンの収入例(2025年時点)
条件 | 想定収入(CAD) |
---|---|
時給$16 × 週40h × 4週間 | 約$2,560/月 |
× 6か月(24週間) | $15,000超可能も |
実際には税引き後・稼働変動もありますが、学費の7〜8割が回収可能なケースもあります。
節約術まとめ:よくある実践例
- 格安SIMを利用して通信費を月$30以下に
- フリーマーケットやシェアアプリで家具・衣類を調達
- 食材はCostco・チャイナマーケットを活用
- 家賃は「住む場所・人数・部屋のタイプ」で大きく変わる
同じ1年でも「都市 × 滞在方法」で50万円以上の差が出ることも。
奨学金・サポート制度の活用
- 一部エージェントでは独自奨学金あり(例:渡航費支援など)
- 公共・自治体の制度(例:JASSO給付型)も一部対象に
- エージェントを通じたキャンペーン価格での学費割引も見逃せません
まとめ|Co-op留学の費用は「工夫次第」で抑えられる
- 総額では200〜300万円超かかるが、有給インターンで大幅補填可能
- 都市・学校・滞在方法で費用差は大きく、事前リサーチが命
- 信頼できるエージェントの活用で学費やサポート費も抑えられる
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