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Co-op留学から永住権(PR)につなげる方法|PNP・CEC制度や就労戦略を解説【2025年版】

留学

Co-op留学から永住を目指せるって本当?

はい、可能です。
カナダのCo-op留学は、ビザ上はPGWP(卒業後就労ビザ)対象外であることが多いものの、インターンや就職を通じてPR(永住権)取得につながったケースも多数あります

  • 重要なのは「職種」「就労期間」「州制度の選び方」
  • Co-op自体はゴールではなく、移民戦略の一環と捉えることが鍵

永住に直結しやすい2大制度:PNPとCECとは?


✅ PNP(Provincial Nominee Program)

各州が定めた条件に基づき、永住申請候補者を推薦(ノミネート)する制度。
Co-op→就職→1年就労などを経て、州から推薦を受けることでPR申請のスコアが大幅UP

  • 州によって対象職種・就労条件・雇用主要件が異なる
  • 例:BC州 Tech Pilot/アルバータ州 AINP/マニトバ州 MPNPなど

✅ CEC(Canadian Experience Class)

1年以上のカナダ国内就労経験をもとに申請できる移民枠。
特定のスキル職(NOC分類)に就いていることが条件となる。

  • 雇用主・州の制限なし
  • IELTSなどの英語力条件あり
  • Co-op後に同職種で就労を継続できるかがポイント

Co-opでの就労だけでは1年に満たない場合もあるため、卒業後の就労継続が鍵となります。

永住につながりやすい職種の選び方

カナダのPR申請では、職種(NOC=National Occupation Classification)によって申請のしやすさが大きく異なります


✅ PRに有利なNOC分類の職種例(2025年時点)

分類コメント
NOC 0(管理職)ホテルマネージャー、営業管理職など就労経験+高い英語力が求められる
NOC A(専門職)IT、会計士、マーケターなど人気の移民ルート。Co-opから移行しやすい職種もあり
NOC B(技術職)シェフ、電気技師、カスタマーサービス州制度(PNP)で多くの対象になる職種群

Co-opでのインターン経験がNOC AやBに該当するよう学校選び・専攻選びの段階から意識しておくとスムーズです。


永住につながる“雇用主”との関係構築


✅ ポイントは「インターン → 就職継続」

多くのPR申請制度では、「就労1年」が条件となります。
このため、インターン先と良好な関係を築いて就職につなげることが極めて重要です。

  • カナダの職場文化に適応する
  • 英語での意思疎通・レポート・評価面談を積極的にこなす
  • レファレンス(推薦状)をもらえるよう意識して働く

Co-opは就職活動の“仮想面接期間”とも言えます。

永住権(PR)申請の流れと準備ステップ


✅ 一般的なPR申請の流れ(PNP or CEC)

  1. Co-opインターン終了後、同職種での就労を継続(1年以上)
  2. 対象職種・雇用主の条件を満たす州を選定(PNP)
  3. 必要な英語スコア(例:IELTS 6.0以上)を取得
  4. 州推薦 or Express Entryでポイントスコア登録
  5. ITA(招待)→ PR申請→ 承認 → 永住権取得!

1年の就労を「連続」で積めるかどうかが最大のボトルネック。
学校選び・都市選びでスタート地点から戦略が始まっています。


✅ 注意点:Co-op留学だけでは「不十分」なケースも多い

  • インターン期間は半年程度 → 1年の就労経験が不足する
  • PGWPがないため、「卒業後に別のビザを取る」必要がある
  • 雇用主にLMIA(労働許可)を出してもらえないと、移民申請できないことも

Co-opは“移民のための近道”ではなく、“スタート地点を確保する制度”と捉えるのが現実的です。


Co-op→PRの成功ルートまとめ

ステップ内容補足
① 学校選びNOC A/B対象の専攻永住を見据えた設計
② インターン実績と英語力をつける推薦状・評価を獲得
③ 継続就労雇用主と良好な関係1年のフルタイム経験
④ 移民申請PNP or CECなど英語+職歴+推薦の三拍子

まとめ|永住権は「計画力」が鍵

  • Co-opは移民への一歩目として優秀だが、過信は禁物
  • 学校・職種・地域・雇用主の4軸で戦略を立てることが大切
  • エージェントや移民コンサルタントとの連携も成功のカギ

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