カナダ留学の費用は「留学タイプ」で大きく変わる
カナダ留学の費用は、「大学・語学学校・Co-op・ワーホリ」などプランごとに大きく異なります。
まずは一般的な費用構造を理解しておきましょう。
✅ 留学費用の内訳(主な項目)
項目 | 内容例 |
---|---|
学費 | 語学学校・カレッジ・大学の授業料など |
生活費 | 家賃(ホームステイ・シェア)・食費・通信費など |
渡航費 | 航空券(往復)・空港送迎など |
保険・ビザ費 | 学生ビザ・Co-op申請費、海外保険など |
その他 | 通学定期・交際費・文具PCなどの初期費用 |
留学タイプ別:学費の目安(2025年時点)
タイプ | 期間 | 学費の目安 | 備考 |
---|---|---|---|
語学留学 | 1か月 | 約10〜15万円 | 授業時間・コースで変動 |
Co-op留学 | 1年 | 約70〜130万円 | 学校・専攻で大幅差あり |
公立カレッジ進学 | 1年 | 約100〜200万円 | 州・学部で大きく変動 |
私立カレッジ | 1年 | 約70〜120万円 | Co-op含むパッケージが多い |
大学進学 | 1年 | 約150〜300万円 | 学部によっては350万円超も |
ワーホリ | なし | 学費不要(自費就学) | 語学学校に通う場合は別途 |
語学留学は安く抑えやすい一方、大学進学は高額。Co-opはその中間に位置します。
カナダでの生活費の目安|地域とライフスタイルで変わる
カナダの生活費は、都市・滞在方法・食事スタイルなどによって大きく異なります。
以下に主な項目ごとの相場を紹介します(2025年時点)。
✅ 主な生活費の項目と目安(月額)
項目 | 相場目安(カナダドル) | 補足例 |
---|---|---|
家賃 | $700〜1,500 | ホームステイ or シェアハウス |
食費 | $300〜500 | 自炊中心 or 外食多めで変動 |
通信費 | $50〜80 | 携帯SIM+Wi-Fi |
交通費 | $80〜120 | 学割パスが使える都市もあり |
その他(雑費) | $100〜200 | 交際費・日用品など |
都市部(バンクーバー・トロント)ほど高く、地方(ビクトリア・カルガリーなど)は安くなる傾向。
✅ 滞在スタイル別の特徴
滞在方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ホームステイ | 食事付き、英語環境 | 家ルールがある、費用やや高め |
学生寮 | 学校との距離が近い | 空きが少ない、家賃高め |
シェアハウス | コスパ◎、自由度高い | 自炊必要、トラブル注意 |
期間別:総費用の目安シミュレーション(語学留学/Co-op想定)
期間 | 語学留学(CAD) | Co-op留学(CAD) |
---|---|---|
1か月 | 約2,500〜3,500 | – |
3か月 | 約6,000〜9,000 | – |
6か月 | 約12,000〜16,000 | 約14,000〜18,000 |
1年 | 約24,000〜32,000 | 約26,000〜35,000 |
※上記は「学費+生活費」を合算した目安。1CAD=約110円で換算すると、1年で約250〜350万円程度になります。
留学費用を抑える節約術とおすすめ対策
✅ 節約術①:学費を抑える工夫
- オフピーク時間帯の語学学校を選ぶ(例:スマ留の仕組み)
- パッケージプランや長期割引を活用
- 現地キャンペーン中の学校を選ぶ(→エージェントからの提案もあり)
✅ 節約術②:生活費を抑える方法
- シェアハウスに住む(家賃を月5〜7万円に抑える)
- 自炊中心の生活にする(週5,000円以内も可能)
- 家具・生活用品はFacebookマーケットプレイスなどを活用
地方都市(カルガリー・エドモントン・ハリファックスなど)は物価が安く、費用を半分に抑えられることもあります。
留学費用を支援してくれる奨学金制度とは?
カナダ政府や民間団体が提供する奨学金は数は多くありませんが、以下のような選択肢があります。
- JASSO(日本学生支援機構)給付型・貸与型奨学金
- 地方自治体や大学の派遣留学支援制度
- エージェント経由で紹介される奨学金枠
私費留学でも申請可能な制度があるため、早めに調査・出願しましょう。
費用対策のために“留学エージェント”を活用するメリット
- 学費割引や独自の提携プランがある
- 無料サポートで手数料不要のケースが多い
- 渡航後の生活面でも費用を抑えるアドバイスが得られる
まとめ|カナダ留学の費用は目的と準備次第でコントロールできる
- 学費と生活費を含めると1年で250〜350万円程度が目安
- 留学タイプや都市・滞在方法で費用差は大きく変わる
- 目的に合ったプラン設計と節約の工夫で、費用対効果は大きく改善可能
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