カナダのワーホリ制度とは?
カナダのワーキングホリデー(通称ワーホリ)制度は、18〜30歳までの日本国籍者が最長1年間、就労・就学・観光を自由に組み合わせて滞在できる特別なビザ制度です。
観光ビザより長期滞在でき、学生ビザより自由度が高く、就労ビザよりハードルが低い――。
この柔軟さから、初めての海外生活や留学・キャリアの“お試し期間”としても高い人気を誇ります。
制度概要・就労条件まとめ【2025年版】
項目 | 内容 |
---|---|
対象年齢 | 18歳以上〜30歳以下(申請時点) |
国籍条件 | 日本国籍(他に協定国あり) |
滞在可能期間 | 最大1年間(原則1回)→2025年より2回目の申請が可能に |
ビザの種類 | IEC(International Experience Canada)枠のワーホリビザ |
就労制限 | フルタイム勤務可能(週40時間程度)/雇用主制限なし |
就学制限 | 6か月以内の就学は可能(語学学校など) |
申請受付時期 | 例年10〜12月に翌年分の募集開始(2025年枠は2024年12月〜受付見込み) |
年間定員 | 6,500人前後(2025年見込み)/早期終了の可能性あり |
申請費用目安 | 約CAD$346(IEC登録料+就労許可料など) |
※【注目】2025年より、条件を満たせば2回目のカナダワーホリ申請が可能になりました(リピーター制度)。詳細はこちらの記事で解説しています。
カナダワーホリの特徴とメリット
✅ 1. 就労しながら滞在費をカバーできる
- 飲食・接客・教育サポートなどフルタイム就労OK
- 時給はCAD$16〜20が一般的。滞在費の一部〜大半をまかなうことも可能
✅ 2. 語学留学・観光との組み合わせが自由
- 語学学校に6か月以内で通学可(IELTS準備・発音矯正など)
- 働きながら週末に観光やボランティアも可能。自由度の高さが最大の魅力
✅ 3. 次のステップにもつながる
- カナダでの職歴を評価材料に、学生ビザ(Co-op留学)やPGWPへの切り替えも可
- PNP(地方移民プログラム)を見据えたステップとして活用する人も
ワーホリに向いている人の特徴
タイプ | 向いている理由 |
---|---|
まずは海外生活を体験したい人 | 短期〜中期の滞在に適し、観光・就労の両方が可能 |
コストを抑えて英語環境に入りたい人 | 就労しながら滞在費を補えるため、低予算でも留学可 |
将来的にCo-op・学生ビザに進みたい人 | 現地経験を活かして制度変更の足がかりになる |
よくある質問(FAQ)
Q1. カナダワーホリは再申請できますか?
→ 以前は不可でしたが、2025年から再申請(2回目)が可能となりました。
日本国籍者を含む一部国では、IECワーホリビザのリピーター申請が条件付きで認められています。
- 再申請の条件例:前回の滞在をきちんと終えている/再申請枠に空きがある/再び抽選に参加する
- 一度目と同様にIEC登録・抽選を経て申請する必要あり
👉 詳しくは:カナダワーホリ2回目は可能?再申請制度の概要と注意点
Q2. 英語が話せなくても大丈夫?
→ 問題ありません。ただし、英語力が高いほど仕事の選択肢が増えるため、渡航前にある程度の準備はおすすめです。
Q3. 滞在延長やビザ変更は可能?
→ ワーホリビザの延長は不可ですが、学生ビザや観光ビザへの切り替えは条件付きで可能です。
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- 👉 カナダワーホリの年齢制限・条件・参加可能回数まとめ
- 👉 カナダワーホリの費用と予算|1年間でかかる生活費は?
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