ビクトリア州バララットを拠点とするフェデレーション大学(Federation University Australia/FedUni)は、地域社会に根ざした教育と研究で知られる大学です。工学、IT、看護、教育、ビジネスなど実践的な分野に強みを持ち、特に地方都市での落ち着いた学習環境を求める留学生に人気があります。
本記事では、フェデレーション大学の学費や世界ランキング・偏差値といった基本情報から、主要学部や入学条件(英語スコアやパスウェイプログラム)、出願の流れと時期、日本人留学生の割合、卒業後の就職事情までを整理し、分かりやすく解説します。
フェデレーション大学の基本情報
- 所在地:ビクトリア州バララット(メルボルン、ギプスランドにもキャンパスあり)
- 設立:1870年(2014年にフェデレーション大学として再編)
- 学生数:約18,500人(うち留学生は約4,000人)
- 特徴:地方都市に拠点を持ち、手厚い学生サポートと実践教育に定評
世界ランキングと偏差値
フェデレーション大学は中規模校ですが、実践分野で一定の評価を得ています。
- QS世界大学ランキング2025:ランク外(一部専攻は分野別ランキング入り)
- Times Higher Education(THE)世界大学ランキング2025:801–1000位
- 分野別では「工学」「看護」「教育」「社会科学」で評価あり
偏差値換算は難しいですが、地方都市型の実践教育大学として位置づけられます。
学費の目安
- 学士課程(Bachelor):年間 A$25,000〜32,000(約250〜320万円)
- 修士課程(Master):年間 A$27,000〜34,000(約270〜340万円)
他大学に比べて学費が比較的リーズナブルで、生活費も地方都市のため抑えやすいのが魅力です。
学部・大学院の専攻分野
FedUniは地域産業や実務に直結した教育が特徴です。
- 工学・IT学部(電気工学、機械工学、データサイエンス、AI、サイバーセキュリティ)
- 看護・健康学部(看護、公衆衛生、心理学、リハビリ)
- 教育学部(初等教育、中等教育、教育リーダーシップ)
- ビジネス学部(会計、経営、国際ビジネス、観光マネジメント)
- 人文・社会学部(社会福祉、犯罪学、国際関係)
- 科学学部(環境学、生物学、化学)
特に工学・IT・看護・教育は留学生に人気があります。
入学条件
学士課程
- 高校卒業資格(評定平均3.0以上が目安)
- 英語力:IELTS 6.0以上(各バンド5.5以上)
修士課程
- 関連分野の学士号
- 英語力:IELTS 6.5以上(各バンド6.0以上)
英語スコアが不足している場合は、フェデレーション大学付属英語センターのEAPコースを通じて進学可能です。これらはパスウェイプログラムとして機能しています。
出願の流れ
- 専攻を決定
- 必要書類を準備
- 成績証明書(英文)
- 英語スコア(IELTS/TOEFLなど)
- パスポートコピー
- 推薦状(大学院の場合)
- オンライン出願(大学公式サイトまたはエージェント経由)
- 合格通知(Offer Letter)を受領
- 学生ビザ申請と渡航準備
出願時期
- セメスター1(2月入学):前年10〜11月出願が目安
- セメスター2(7月入学):3〜4月出願が目安
締切は入学の3〜4か月前が一般的ですが、人気専攻は早めに埋まるため半年前からの準備が安心です。
日本人留学生の割合と留学環境
日本人留学生は全体の数%程度で少なく、英語漬けになりやすい環境です。バララットは落ち着いた地方都市のため生活費が安く、学業に集中しやすいのが利点です。
卒業後の就職・キャリア
- 工学・IT・看護・教育分野は現地需要が高く就職に有利
- 地域社会や産業界と連携した実習・インターンが豊富
- 卒業後は**卒業生ビザ(485ビザ)**を利用し最長4年間の就労が可能
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フェデレーション大学に関するFAQ
Q. 学費はどのくらいですか?
A. 学士課程は年間約250〜320万円、修士課程は約270〜340万円です。
Q. 入学に必要な英語スコアは?
A. 学士はIELTS 6.0以上、修士は6.5以上が基本です。
Q. 日本人学生は多いですか?
A. 全体の数%程度で少なく、英語漬けになりやすい環境です。
Q. 出願時期はいつですか?
A. 2月入学は前年10〜11月、7月入学は3〜4月が目安です。
Q. 卒業後の就職は可能ですか?
A. 卒業生ビザ(485ビザ)を利用して最長4年間働けます。工学・看護・教育分野は特に現地就職に強いです。
まとめ
フェデレーション大学(FedUni)は、工学・IT・看護・教育・ビジネスに強みを持ち、学費が比較的リーズナブルな地方大学です。落ち着いた環境でしっかり学びたい学生におすすめの留学先です。
オーストラリア各州別の大学一覧
オーストラリアには各州ごとに特色ある大学が点在しており、世界的に評価される名門校から地域密着型の実践的な大学まで幅広い選択肢があります。
以下では、州ごとに代表的な大学の記事リンクをまとめています。興味のある大学や地域をクリックして、詳細な学費・偏差値・入学条件などをご確認ください。
【クイーンズランド州の大学】
グリフィス大学|クイーンズランド工科大学|クイーンズランド大学|ボンド大学|サザンクイーンズランド大学|ジェームズクック大学|セントラル・クイーンズランド大学|サンシャイン・コースト大学|サザンクロス大学
【ニューサウスウェールズ州の大学】
シドニー大学|ニューサウスウェールズ大学|シドニー工科大学|マッコーリー大学|ウェスタンシドニー大学|ウーロンゴン大学|ニューカッスル大学|ニューイングランド大学|チャールズスタート大学|アボンデール大学|オーストラリア・カトリック大学
【ビクトリア州の大学】
メルボルン大学|モナッシュ大学|ディーキン大学|ラ・トローブ大学|アールエムアイティー大学|ビクトリア大学|スウィンバーン工科大学|ディヴィニティ大学
【西オーストラリア州の大学】
西オーストラリア大学|カーティン大学|マードック大学|エディスコーワン大学|ノートルダム大学
【南オーストラリア州の大学】
アデレード大学|南オーストラリア大学|フリンダース大学|トーレンス大学
【その他の地域の大学】
オーストラリア国立大学|キャンベラ大学|タスマニア大学|チャールズ・ダーウィン大学
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