オーストラリアで現地就職を目指す際に、どんな職種で日本人が活躍しているのか?を事前に知っておくことは、将来設計や進学先選びに非常に役立ちます。
この記事では、実際に日本人の採用事例が多い職種や業界を紹介し、それぞれの就職難易度やビザ条件、必要なスキルや資格もあわせて解説します。
日本人に人気の就職先|主な業界一覧
業界 | 特徴 |
---|---|
ホスピタリティ(飲食・観光) | 求人数多/現場英語力必須/TSSや卒業ビザルート有 |
IT・テック | スキル重視/高年収/ビザにつながりやすい |
教育・チャイルドケア | TAFE資格必要/MLTSSL対象で永住権に強い |
看護・介護 | 国家資格必要/高需要/地方就職にも強い |
貿易・物流・商社 | 日系企業多数/英日バイリンガル歓迎 |
通訳・翻訳・ツーリズム | 日本人観光客対応などでニーズあり |
各業界の就職概要と注意点
ホスピタリティ(調理・接客・観光)
- ワーホリ・卒業生ビザ後の就職例が多い
- Chef/Cookはビザ対象職種(MLTSSL)で永住にもつながる
- ただし英語環境かつ体力仕事のため、実務経験と意欲が重要
IT・ソフトウェア・Web関連
- 求人数が増加傾向にあり、経験者は非常に有利
- プログラマー/ネットワーク管理者/Web開発などがMLTSSL対象
- IELTS 6.0以上/関連職務経験/大学orTAFE卒業が基本条件
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オーストラリア就職で評価されるスキルと資格
チャイルドケア・教育系
- 日本人の現地就職実績が多い分野
- TAFEで取得できるEarly Childhood資格が必須
- 英語力・資格登録・実習など、準備が多いため早めの計画が必要
看護・介護(Aged Care)
- 需要が非常に高く、地方でも就職・永住に強い分野
- 正看護師にはオーストラリア国家資格(AHPRA登録)が必要
- TAFEからの進学・資格取得でキャリアルート構築も可能
日系企業(貿易・営業・マーケティングなど)
- 日本語ネイティブ+英語ビジネスレベルが条件
- 求人数は少なめだが、ビザサポートや雇用安定性の面で人気
- ローカル採用を目指す場合は、就活タイミングと実務経験が鍵
職種によって異なるビザ取得の難易度
職種例 | ビザとの相性 |
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調理師・介護職 | TSS/PRに強い(MLTSSL) |
保育・教師 | 卒業ビザ→州スポンサーPRが狙える |
ITエンジニア | スキル独立ビザ(189/190)で人気 |
営業・通訳 | スポンサーが必要/求人競争高め |
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オーストラリアで現地就職するには?
まとめ|日本人の強みを活かせる業界を早めに見定めよう
日本人がオーストラリアで就職するには、自分のスキル・興味・学歴がどの業界で活きるかを事前に知っておくことが重要です。
まずは自分の将来像に近い職種を見つけ、それに向けた学校選び・ビザ準備・英語学習を着実に進めていきましょう。
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