「留学=高額」というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、オーストラリアのTAFE(公立専門学校)は、他の英語圏諸国と比べても比較的リーズナブルな費用で実践的なスキルを学べる選択肢として注目されています。
本記事では、TAFEの代表的な学費の目安や都市別の生活費、さらに留学生が利用できる奨学金制度まで、費用面の不安を解消する情報をまとめて解説します。
TAFEの学費はどのくらい?
TAFEの学費は、コースの種類や就学期間、学ぶ州によって異なりますが、おおよその目安は以下の通りです。
コース分野 | 学費の目安(年間) |
---|---|
ビジネス、IT、ツーリズム等 | A$8,000~12,000 |
チャイルドケア、看護、建築等 | A$12,000~18,000 |
調理師・パティシエ等(実技多め) | A$15,000~20,000 |
同じ分野でも、都市部(シドニーやメルボルン)と地方都市(タウンズビルやホバート)では費用に差が出るため、地域の選び方でも費用を調整できます。
都市別の生活費目安(月額)
学費に加えて考慮すべきなのが「生活費」です。家賃・食費・交通費などの合計で、地域により大きく異なります。
都市名 | 生活費の目安(月額) |
---|---|
シドニー・メルボルン | A$2,200~2,800 |
ブリスベン・アデレード | A$1,800~2,400 |
タスマニア・地方都市 | A$1,500~2,000 |
特に都市部ではシェアハウスの家賃が高騰しているため、少し郊外に住むことで出費を抑えることが可能です。
学費が安い州・コースは?
費用を抑えたい方には、以下のような選択が有効です。
- QLD州(クイーンズランド)やSA州(南オーストラリア)など地方州のTAFE:学費が安く、生活費も抑えやすい
- 1年未満で取得可能なCert IIIやIVなどの短期資格コース
- オンライン・ブレンデッド(通学+オンライン)形式のコース
また、TAFEの一部では夜間コースも開講されており、日中に働きながら就学することも可能です。
留学生が利用できる奨学金制度
留学生が利用可能な奨学金は多くありませんが、以下のような制度があります。
- TAFE独自の奨学金
例:TAFE NSW International Scholarship(授業料の一部を免除) - 州政府や大学の連携奨学金
例:進学先大学のパスウェイ制度に併設されている奨学金など - 条件付き割引(早期申込割引や複数年申込割引)
最新情報は各TAFEの公式サイトか、現地情報に詳しい留学エージェントへの問い合わせで確認するのが確実です。
節約のポイントまとめ
- 都市部よりも地方都市を選ぶことで学費・生活費が大幅に削減
- シェアハウスや寮を活用して住居費を節約
- 夜間・短期・オンラインコースの活用
- 無料相談のある留学エージェントを利用し、費用の見積もり比較を行う
まとめ
TAFEは費用対効果の高い専門スキル留学先として、社会人・キャリアチェンジ層にも人気があります。費用面で不安のある方も、都市やコースの選び方、奨学金や生活スタイルの工夫次第で、手の届く留学を実現することが可能です。
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