シドニー中心部に本部を構えるシドニー大学(The University of Sydney/USYD)は、1850年に設立されたオーストラリア最古の大学であり、世界トップレベルの教育・研究機関です。医学、法学、工学、ビジネス、人文学など幅広い分野で高い評価を得ており、グループ・オブ・エイト(Go8)の一員として世界的にも権威ある大学の一つです。
本記事では、シドニー大学の学費や世界ランキング・偏差値といった基本情報から、主要学部や入学条件(英語スコアやパスウェイプログラム)、出願の流れと時期、日本人留学生の割合、卒業後の就職事情までを整理し、分かりやすく解説します。
シドニー大学の基本情報
- 所在地:ニューサウスウェールズ州シドニー
- 設立:1850年(オーストラリア最古の大学)
- 学生数:約70,000人(うち留学生は約20,000人以上)
- 特徴:世界的評価を持つ総合大学、Go8の一員、幅広い分野でトップレベル
世界ランキングと偏差値
シドニー大学は世界的に権威あるランキングでも常に上位を占めています。
- QS世界大学ランキング2025:=18位
- Times Higher Education(THE)世界大学ランキング2025:=35位
- 分野別では「医学」「法学」「ビジネス」「人文学」「工学」「教育学」で世界トップクラス
偏差値換算はできませんが、日本の旧帝大や東大・京大クラスに匹敵する超難関大学と考えられます。
学費の目安
- 学士課程(Bachelor):年間 A$42,000〜55,000(約420〜550万円)
- 修士課程(Master):年間 A$44,000〜58,000(約440〜580万円)
医学・法学・MBAなどはさらに高額ですが、優秀な学生には**奨学金制度(授業料25〜50%免除)**も用意されています。
学部・大学院の専攻分野
USYDは多彩な学部を持つ総合大学です。
- 医学・健康科学部(医学、看護、薬学、公衆衛生)
- 法学部(国際法、商法、憲法)
- 工学・IT学部(機械、電気、土木、データサイエンス、AI)
- ビジネススクール(会計、ファイナンス、経営学、MBA)
- 人文学部(文学、言語学、歴史、哲学)
- 教育学部(TESOL、教育政策、教育リーダーシップ)
- 理学部(生物学、化学、物理学、環境科学)
- 音楽・芸術学部(音楽、デザイン、舞台芸術)
特に医学・法学・ビジネス・工学は世界ランキング上位に位置します。
入学条件
学士課程
- 高校卒業資格(評定平均4.0以上が目安)
- 英語力:IELTS 6.5〜7.0以上(専攻により異なる)
修士課程
- 関連分野の学士号(高い成績基準あり)
- 英語力:IELTS 7.0以上が求められるケース多数
英語スコアが不足している場合は、University of Sydney Foundation ProgramやEAPコースを経由して進学可能です。これらはパスウェイプログラムとして広く利用されています。
出願の流れ
- 専攻・コースを決定
- 必要書類を準備
- 成績証明書(英文)
- 英語スコア(IELTS/TOEFLなど)
- パスポートコピー
- 推薦状(大学院の場合)
- オンライン出願(大学公式サイトまたは認定エージェント経由)
- 合格通知(Conditional/Unconditional Offer)を受領
- 学生ビザ申請と渡航準備
出願時期
- セメスター1(2月入学):前年10〜11月頃出願
- セメスター2(7月入学):3〜4月頃出願
人気専攻は枠が早く埋まるため、半年前から準備を始めることが推奨されます。
日本人留学生の割合と留学環境
日本人留学生は全体の2〜3%程度で、多国籍な環境で学ぶことが可能です。シドニーは日本人コミュニティも大きいため、安心しながらも国際的な学習環境に身を置けます。
卒業後の就職・キャリア
- 医学、法学、工学、ビジネス分野で世界的企業・研究機関とのネットワークが強力
- 多くの卒業生が国際的に活躍
- 卒業後は卒業生ビザ(485ビザ)を活用して最大4年間の現地就労が可能
シドニー大学への留学相談はMirai Bridgeへ
シドニー大学を含むオーストラリア大学進学については、オーストラリア特化の現地留学エージェント「Mirai Bridge」の利用がおすすめです。
- 出願から学生ビザ申請まで完全無料サポート
- IELTS対策や奨学金に関する最新情報を提供
- シドニー現地スタッフによる生活サポートあり
難関大学進学を目指す方にとって心強い存在です。
👉 Mirai Bridgeに無料相談する
👉 信頼できる比較は 【2025年版】大学進学におすすめのオーストラリア留学エージェントランキング もご覧ください。
【NEWS】オーストラリアの大学進学をご検討中の方へ無料個別相談会のご案内
オーストラリア特化の留学エージェントMirai Bridgeがオンライン個別相談会を開催。ご自身もオーストラリアの大学に進学した現地日本人留学カウンセラーが大学選びのポイントや生活費も含めた必要費用、出願に向けた準備などさまざまな疑問にアドバイスしてくれます。参加費は無料、保護者の方の同席も大歓迎とのことですので、この機会に是非ご相談してみてください。ご相談やご予約は以下の画像をタップorクリックでお進みください。

シドニー大学に関するFAQ
Q. 学費はどのくらいですか?
A. 学士課程は年間約420〜550万円、修士課程は約440〜580万円です。
Q. 入学に必要な英語スコアは?
A. IELTS 6.5〜7.0以上が基本です。医学や法学専攻では7.0以上を求められる場合があります。
Q. 日本人学生は多いですか?
A. 日本人比率は2〜3%程度で、国際的な環境の中で学べます。
Q. 出願時期はいつですか?
A. 2月入学は前年10〜11月、7月入学は3〜4月が目安です。人気専攻は早めの出願が安心です。
Q. 卒業後の就職は可能ですか?
A. 卒業生ビザ(485ビザ)を利用して最長4年間働けます。医学・法学・工学・ビジネス分野は特に就職に強いです。
まとめ
シドニー大学(USYD)は、世界トップ20に入るオーストラリア最古の大学で、医学・法学・工学・ビジネスなど幅広い分野で高い評価を誇ります。シドニーという国際都市に立地し、学術的にも生活面でも魅力の多い留学先です。
オーストラリア各州別の大学一覧
オーストラリアには各州ごとに特色ある大学が点在しており、世界的に評価される名門校から地域密着型の実践的な大学まで幅広い選択肢があります。
以下では、州ごとに代表的な大学の記事リンクをまとめています。興味のある大学や地域をクリックして、詳細な学費・偏差値・入学条件などをご確認ください。
【クイーンズランド州の大学】
グリフィス大学|クイーンズランド工科大学|クイーンズランド大学|ボンド大学|サザンクイーンズランド大学|ジェームズクック大学|セントラル・クイーンズランド大学|サンシャイン・コースト大学|サザンクロス大学
【ニューサウスウェールズ州の大学】
シドニー大学|ニューサウスウェールズ大学|シドニー工科大学|マッコーリー大学|ウェスタンシドニー大学|ウーロンゴン大学|ニューカッスル大学|ニューイングランド大学|チャールズスタート大学|アボンデール大学|オーストラリア・カトリック大学
【ビクトリア州の大学】
メルボルン大学|モナッシュ大学|ディーキン大学|ラ・トローブ大学|アールエムアイティー大学|ビクトリア大学|スウィンバーン工科大学|ディヴィニティ大学
【西オーストラリア州の大学】
西オーストラリア大学|カーティン大学|マードック大学|エディスコーワン大学|ノートルダム大学
【南オーストラリア州の大学】
アデレード大学|南オーストラリア大学|フリンダース大学|トーレンス大学
【その他の地域の大学】
オーストラリア国立大学|キャンベラ大学|タスマニア大学|チャールズ・ダーウィン大学
コメント