アメリカ留学を成功させるには、信頼できるエージェント選びがカギ
アメリカは、世界中から留学生が集まる教育大国。アイビーリーグをはじめとする世界トップレベルの大学や多彩な専門プログラム、グローバルキャリアにつながる環境が整っており、日本からも多くの学生・社会人が渡航しています。
近年では、トランプ前大統領による留学生受け入れ停止報道など、情勢が不安定になる局面もある中で、「アメリカに留学できるうちに行っておきたい」「出願・ビザ取得などをミスなく進めたい」と考える方が増えています。
しかし、アメリカ留学は情報収集から準備までやることが多く、制度も複雑。語学力や書類準備、大学・専門学校ごとの出願要件の違いなど、自己判断では不安な点も多いため、留学エージェントを活用して確実に進めるのが主流になりつつあります。
本記事では、アメリカ留学に強いおすすめエージェントを25社厳選して紹介。留学プランに合ったエージェントを選ぶポイントや、目的別のおすすめ、各社の違いも丁寧に解説しています。
これからアメリカ留学を考えている方、まずは信頼できるエージェント選びから始めてみませんか?
アメリカ留学エージェントの選び方|6つのチェックポイント
アメリカ留学は、語学留学から大学・大学院進学、専門学校やキャリア目的の留学など多岐にわたります。そのため、自分の目的に合ったエージェントを選ぶことが非常に重要です。
キャリア目的の留学には、現地での実践経験やキャリア形成につながる「OPT(Optional Practical Training)」や「CPT(Curricular Practical Training)」などアメリカならではの制度があります。
ここでは、アメリカ留学エージェントを比較・検討する際にチェックすべきポイントを6つ解説します。
1. 留学の目的に合ったサポートが受けられるか
語学学校の手配がメインのエージェントもあれば、大学・大学院・カレッジへの進学に強いエージェント、さらには看護・福祉・ITなどの専門分野に特化したサポートを行っているところもあります。
自分が何を目的にアメリカへ留学したいのかを明確にし、それに強いエージェントを選びましょう。
2. 費用体系が明確かつ適正か
エージェントによっては、手数料無料をうたっていても、実際は語学学校の学費が割高に設定されている場合もあります。サポート内容と費用のバランスを見て、トータルでコストパフォーマンスが良いかを確認するのがポイントです。
3. 現地オフィスや現地サポートの有無
滞在中に困ったことがあったとき、現地でサポートを受けられるかどうかは大きな安心材料です。バンクーバーやロサンゼルスなどに現地スタッフが常駐しているエージェントであれば、トラブル時にも対応がスムーズです。
4. 出願・ビザ・奨学金申請への対応
特に大学や大学院に進学したい場合は、出願書類やエッセイの添削、奨学金のアドバイス、学生ビザ申請のサポートなど、専門性が求められます。対応実績やカウンセラーの経験年数もチェックしておくと安心です。
5. カウンセリングのスタイル・頻度
LINEやZoomで気軽に相談できるオンライン完結型のエージェントもあれば、対面でじっくり話を聞いてくれるスタイルを取るエージェントもあります。自分が相談しやすい形式か、初回相談から確認しておきましょう。
6. アメリカ以外の国にも対応しているか
国を迷っている方にとっては、アメリカだけでなくカナダやオーストラリア、イギリスなど他国への相談にも対応しているエージェントが便利です。国別の違いや将来の選択肢も含めて相談したい場合は、多国対応型のエージェントを選びましょう。
アメリカ留学エージェント10社比較表【主要サポート内容・タイプ別に解説】
エージェント名 | 対応分野 | サポート形式 | 特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|
スマ留 | 語学 | オンライン完結 | 最安クラス。LINE中心のスピード対応 | 費用重視でまず語学留学を始めたい人 |
スクールウィズ | 語学・進学 | オンライン完結 | 比較特化。学校クチコミも豊富 | 自分に合った語学学校を比較検討したい人 |
DEOW | 語学・進学 | 対面+オンライン併用 | 少人数制の丁寧な対応。進学やキャリア相談に強みあり | アメリカ進学を検討していて、個別にしっかり相談したい人 |
EF | 語学・進学 | 現地・対面対応あり | 世界規模で展開。現地拠点多数。語学学校運営も | 安心の大手ブランドでサポートも手厚くしたい人 |
StudyIn | 語学・進学 | 対面+オンライン併用 | 就職連携型でキャリア視野。少人数制 | 留学後のキャリアや就職を重視したい人 |
ウィッシュインターナショナル | 語学・進学 | 現地サポート(LA)あり | アメリカ大学進学に強く、現地相談も可能 | 現地拠点の安心感がほしい人 |
留学情報館 | 語学・進学 | オンライン中心 | 費用を抑えつつも対応国・サポートは幅広い | コスパを重視しつつ進学も考えたい人 |
アメリカ留学.US | 語学・進学・高校留学 | 現地・対面あり | アメリカ専門。現地高校との連携も強い | アメリカに特化して深く相談したい人 |
栄 陽子留学研究所 | 大学・大学院進学 | 国内オフィスで対面相談可 | アメリカ名門大学進学に実績。選抜型サポート | 難関大学や名門校を目指す人 |
ICC国際交流委員会 | 語学・大学・大学院 | 対面+オンライン併用 | 教育機関との連携多数。奨学金情報も豊富 | 教育機関の質にこだわりたい人 |
厳選!アメリカ留学におすすめのエージェント10社を徹底紹介
ここからは、上記比較表に掲載した主要10社について、それぞれの特徴やおすすめポイントを詳しく紹介していきます。
1. スマ留
特徴:
業界最安クラスの料金で語学学校の手配が可能。手続きはすべてオンライン完結で、LINE中心の対応もスムーズ。渡航前〜帰国後までサポート体制あり。
おすすめポイント:
- 最低限のサポートでコストを抑えたい方に最適
- 初めての語学留学や短期渡航に向いている
2. スクールウィズ
特徴:
学校口コミ掲載数No.1の比較型エージェント。国・都市・希望条件から最適な語学学校を探せる。オンライン相談やLINE対応も可能。
おすすめポイント:
- 比較検討しながら語学学校を選びたい方
- 授業や生活の口コミを重視したい方
3. DEOW
特徴:
東京・大阪・名古屋にオフィスを構え、アメリカ・カナダ・オーストラリアなど複数国に対応する留学エージェント。中でもアメリカ進学や語学留学に強く、ビザや滞在先などの個別相談も丁寧に対応。カウンセラーは留学経験者が多く、少人数制でしっかりとしたサポートが受けられるのも特徴です。オンライン相談にも対応。
おすすめポイント:
- アメリカ進学をしっかり計画したい方
- 個別にじっくり相談しながらエージェントを選びたい方
4. EF(Education First)
特徴:
語学学校を自社で運営。世界20か国以上に拠点があり、アメリカ各地にもキャンパス多数。ブランド力とサポートの安定性が強み。
おすすめポイント:
- 安定のブランドで語学留学したい方
- 現地サポートも含めたトータルな支援がほしい方
5. StudyIn(スタディーイン)
特徴:
留学後の就職支援まで一貫して対応。英語力に不安がある人でもサポートを受けながら計画を立てられる。進学留学にも強い。
おすすめポイント:
- 留学をキャリアアップにつなげたい方
- 少人数制で丁寧に相談したい方
6. ウィッシュインターナショナル
特徴:
アメリカ西海岸(ロサンゼルス)に現地オフィスあり。大学進学にも対応し、長期留学の相談も可能。全国に国内オフィス展開。
おすすめポイント:
- アメリカ大学進学を視野に入れている方
- 現地拠点のあるエージェントに安心して相談したい方
7. 留学情報館
特徴:
語学・進学・ワーホリに対応。費用感も比較的抑えられており、相談も気軽にできるオンライン体制が整っている。
おすすめポイント:
- コスパ重視の語学留学を考えている方
- 幅広い留学タイプを検討中の方
8. アメリカ留学.US
特徴:
アメリカ専門のエージェント。高校・大学進学や語学学校、滞在サポートまでアメリカに特化した支援が強み。
おすすめポイント:
- アメリカに絞って検討している方
- 高校生・大学生の進学留学にもおすすめ
9. 栄 陽子留学研究所
特徴:
難関大学進学に特化した進学エージェント。合格実績も豊富で、選抜型サポートで一人ひとりに合わせた進路設計を支援。
おすすめポイント:
- 名門大学を目指す受験対策型の進学希望者
- 保護者ともにじっくり検討したい家庭向け
10. ICC国際交流委員会
特徴:
語学・大学・大学院など多様なプログラムに対応。奨学金やインターン制度にも詳しく、教育分野との連携に強み。
おすすめポイント:
- 留学+αの経験をしたい方
- 大学進学とキャリア形成を両立したい方
その他の注目エージェント15選
上位で紹介した10社以外にも、アメリカ留学をサポートする優良エージェントは多数あります。ここでは、対応分野やサポート体制に特色のある15社を簡潔にご紹介します。
エージェント名 | 特徴(要約) |
---|---|
ネイティブキャンプ留学 | オンライン英会話発の格安留学支援。語学留学に特化し、多国対応。 |
アズウィック | 大学進学に強く、出願戦略・面接対策まで個別に支援可能。 |
アゴス・ジャパン | 難関大志望者向け。試験・エッセイ対策含む一貫支援が魅力。 |
ICCコンサルタンツ | 大学・大学院留学を中心とした学術系に強い老舗。 |
J-STAR | 提携校が豊富で幅広い選択肢からプランを構成可能。 |
グローバルスタディ | 社会人やキャリアアップ志向の人に最適。カスタマイズ可能な提案が魅力。 |
ワールドアベニュー | 多国対応型で語学・進学・看護留学にも対応。国内外に拠点あり。 |
U.S.カレッジコネクション | アメリカ大学進学特化の小規模エージェント。出願支援が手厚い。 |
アメリカ留学センター | 幅広い教育機関と提携し、現地連携の手厚いサポートが可能。 |
留学タイムズ | 費用重視の語学留学に対応しつつ、多国への送客実績あり。 |
KRM留学情報センター | アメリカ西海岸との連携が強く、高校生向けの進学に特化。 |
iae留学ネット | 世界11か国に展開する大手。語学・進学・専門分野に幅広く対応。 |
成功する留学 | 大手の語学留学特化。情報収集段階の人にもおすすめ。 |
ラストリゾート | アメリカにオフィスを構え、渡航後のサポートが手厚い。 |
夢カナ留学 | SNSで話題のエージェント。内容に賛否あるため慎重な検討を推奨。 |
目的別おすすめ|あなたに合ったアメリカ留学エージェントは?
「どのエージェントが自分に合うかわからない…」という方のために、目的や希望別におすすめのエージェントを整理しました。エージェントごとに得意分野やサポートスタイルが異なるため、自分の希望にマッチする1社を選ぶことが留学成功の近道です。
🗽 短期の語学留学を考えている人におすすめ
- スマ留
LINE完結・業界最安水準の料金で語学学校手配が可能。短期留学をお手軽に実現。 - スクールウィズ
世界中の語学学校情報を比較できるプラットフォーム型。短期派にも柔軟対応。 - ネイティブキャンプ留学
オンライン英会話からの派生サービスで短期・格安留学に強み。 - ラストリゾート
現地オフィスあり。生活面も含めた安心の短期サポート体制。
💰 とにかく費用を抑えたい人におすすめ
- スマ留
中間コストを削減し、低価格で語学留学が可能。費用重視派に最適。 - ネイティブキャンプ留学
語学留学プランが安価。必要最低限の手配に特化。 - スクールウィズ
「最安価格保証」が魅力。複数校を比較しながら予算に応じた選択ができる。
🎓 正規留学・大学進学を目指す人におすすめ
- EF
語学から大学進学まで一貫支援。アメリカ現地オフィスでのサポートも充実。 - 栄 陽子留学研究所
正規進学専門の老舗。アメリカの大学・大学院を目指すなら外せない選択肢。 - アゴス・ジャパン
TOEFLや出願書類、面接対策まで本格的な進学サポートに強み。 - U.S.カレッジコネクション
アメリカ進学専門の小規模エージェント。きめ細やかな対応が特徴。
💼 留学後のキャリアや移住を見据えたい人におすすめ
- StudyIn
キャリアに直結するOPT/CPT活用型の実践留学に強み。 - グローバルスタディ
社会人や転職を見据えた留学に対応。柔軟な提案が魅力。
🌍 多国対応・複数の選択肢を比較したい人におすすめ
- スクールウィズ
世界各国に対応。口コミベースでの比較検討が可能。 - ワールドアベニュー
語学・進学・看護まで幅広い留学タイプに対応。国内外のサポート拠点あり。 - iae留学ネット
11か国以上に対応する総合型エージェント。複数国で検討中の方に。
🏙️ 現地サポートや安心感を重視したい人におすすめ
- EF
アメリカ主要都市に直営校&日本人スタッフが常駐。現地支援に強い。 - ラストリゾート
渡航後の生活サポートが手厚い。初心者や未成年にもおすすめ。 - アメリカ留学センター
アメリカ現地と直結した対応で、サポートのスピードと安心感が特徴。
🤝 初めての留学で丁寧な対応を求める人におすすめ
- ウィッシュインターナショナル
初めての留学でもわかりやすく、親切なカウンセリングが魅力。 - 留学情報館
希望に応じた柔軟なプラン設計と豊富な学校情報が特徴。 - DEOW
少人数制でじっくり相談できる丁寧なサポートが魅力。初めての方も安心。
よくある質問(FAQ)
アメリカ留学を検討する中で、よくいただく疑問をまとめました。これから準備を進める方は、ぜひ参考にしてみてください。
Q1. アメリカ留学の費用はどれくらいかかりますか?
A. 渡航スタイルによって異なりますが、以下が目安です:
- 語学留学(3ヶ月):約60〜100万円(学費・滞在費・保険等含む)
- 語学留学(1年):約200〜300万円
- 大学進学(年間):約300〜500万円(授業料・生活費込み)
- 大学院進学(年間):約400〜600万円(分野によって変動)
円安の影響で費用はやや高騰していますが、奨学金制度を活用すれば、実質負担を軽減できるケースもあります。
Q2. エージェントを利用するメリットは?
A. エージェントを通すことで、以下のような支援を受けられます:
- 学校やビザなどの情報提供と申請代行
- 希望や英語力に合ったプラン提案
- 留学前・留学中のトラブル対応
- 渡航後の生活サポート(現地サポート付きエージェントの場合)
とくに初めての留学や正規進学を目指す方は、サポートの手厚さが成功のカギとなるため、エージェントの活用は強くおすすめです。
Q3. 英語力に自信がなくても留学できますか?
A. はい、語学学校に通うことで基礎から英語を学びながら生活に慣れることができます。また、多くの語学学校ではレベル分けテストがあり、自分のレベルに合ったクラスからスタートできます。
大学や大学院への正規進学を希望する場合は、TOEFLやIELTSのスコア要件を満たす必要がありますが、語学研修+条件付き入学(パスウェイ)などの制度を活用すれば、段階的に進学可能です。
Q4. 留学エージェントを選ぶポイントは?
A. 以下の観点で比較すると、自分に合うエージェントを選びやすくなります:
- 対応国数・専門分野(進学・語学・キャリアなど)
- 費用の透明性(無料・有料、追加費用の有無)
- 現地サポートの有無(特に長期滞在や未成年の場合に重要)
- 留学タイプ(短期・長期・正規進学など)への対応可否
- 過去の実績や口コミ
費用の安さだけでなく、対応力やサポート体制を総合的に見ることが重要です。
Q5. 留学に向けた準備はいつから始めるべき?
A. 渡航の6ヶ月〜1年前には準備を始めるのが理想です。
特に、大学・大学院への進学や長期留学を検討している場合は、1年以上前の準備が推奨されます。ビザ申請やスコア提出など時間がかかる工程もあるため、早めのカウンセリングが重要です。
まとめ|目的に合ったエージェント選びで、アメリカ留学を成功に導こう
アメリカ留学は、「進学」「語学」「キャリア」「滞在延長」など、目的によって最適な留学スタイルや選ぶべきエージェントが大きく異なります。
今回紹介したエージェント25社は、それぞれに強みがあり、あなたの希望にぴったりのサポートを提供してくれるはずです。
- 短期で語学留学をしたい方には、料金を抑えてオンライン完結できる【スマ留】や【スクールウィズ】
- 正規進学を目指す方には、実績豊富な【EF】や【ウィッシュインターナショナル】
- 現地密着で手厚くサポートしてほしい方には、【ラストリゾート】や【アメリカ留学センター】
どの選択肢がベストか迷ったときは、まず複数のエージェントに無料相談をして比較してみましょう。サポートの丁寧さや提案の具体性で、大きく差が出ることもあります。
他の国も検討中の方へ
アメリカ以外の国と比較して検討したい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。目的・期間・費用に応じて最適な国やエージェントを選ぶことで、留学の満足度は大きく変わります。
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