オーストラリアの大学進学を検討する際、最も気になる要素のひとつが「学費」です。
本記事では、文系・理系・医学系といった専攻別に平均的な学費を紹介し、学費を抑えるための節約法や奨学金情報もあわせて解説します。
オーストラリア大学の学費の基本構造とは?
オーストラリアの大学学費は、学部や専攻、大学のランクによって異なります。
一般的に「留学生向けの年間学費」が設定されており、1年ごとの支払いが基本です。
学費の幅(年間)
- 文系学部(例:ビジネス・教育・人文など):A$25,000〜A$35,000
- 理系学部(例:工学・IT・自然科学など):A$30,000〜A$45,000
- 医学・歯学・獣医学など:A$50,000〜A$80,000
※あくまで目安です。実際は大学や州によって前後します。
文系・理系・医療系でどれくらい差がある?
文系は比較的リーズナブル
ビジネスや教育系はコストパフォーマンスに優れており、
「比較的安く国際的な学位を取得したい」という人に向いています。
理系は設備費の影響でやや高め
ラボや機材を必要とする理系分野は、文系よりA$5,000〜A$10,000程度高くなる傾向にあります。
医療・健康系は高額だが永住権や就職に強い
医学部、歯学部、看護、薬学などは高額ですが、その分「オーストラリア国内就職」や「永住権取得」への近道となる場合も多く、費用対効果の面で優れている選択肢とも言えます。
学費以外にかかる主な費用
生活費
- 家賃:A$1,000〜A$1,800/月(都市部か地方かで大きく異なる)
- 食費・交通費など:A$600〜A$1,000/月
留学生保険(OSHC)
学生ビザの条件として加入が必須。
年間A$500〜A$700程度が一般的です。
学費を節約するための3つのポイント
① 州立大学 or 地方大学を選ぶ
グループ・オブ・エイト(Go8)のような名門大学は学費が高く、一方で地方都市にある大学は比較的学費が抑えられています。
② 奨学金制度を活用する
多くの大学が留学生向けに 最大25%〜100%の学費免除 奨学金を提供しています。
一部は自動適用されるものもあるため、出願前に必ずチェックしましょう。
③ 留学エージェントを経由して出願する
提携エージェントを通すことで授業料割引や奨学金が適用されるケースもあります。
無料でサポートしてくれるエージェントも多く、初めての人には心強い味方です。
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オーストラリア大学の学費まとめ
- 文系はA$25,000〜、理系はA$30,000〜、医療系はA$50,000〜が目安
- 州立大学・地方大学を選ぶことで学費が抑えられる
- 奨学金制度やエージェント経由での申し込みによって負担軽減が可能
大学進学は大きな投資ですが、計画的に情報を集めれば賢く節約も可能です。
費用の見通しを立てたうえで、自分に合った大学選びを進めましょう。
オーストラリア各州別の大学一覧
オーストラリアには各州ごとに特色ある大学が点在しており、世界的に評価される名門校から地域密着型の実践的な大学まで幅広い選択肢があります。
以下では、州ごとに代表的な大学の記事リンクをまとめています。興味のある大学や地域をクリックして、詳細な学費・偏差値・入学条件などをご確認ください。
【クイーンズランド州の大学】
グリフィス大学|クイーンズランド工科大学|クイーンズランド大学|ボンド大学|サザンクイーンズランド大学|ジェームズクック大学|セントラル・クイーンズランド大学|サンシャイン・コースト大学|サザンクロス大学
【ニューサウスウェールズ州の大学】
シドニー大学|ニューサウスウェールズ大学|シドニー工科大学|マッコーリー大学|ウェスタンシドニー大学|ウーロンゴン大学|ニューカッスル大学|ニューイングランド大学|チャールズスタート大学|アボンデール大学|オーストラリア・カトリック大学
【ビクトリア州の大学】
メルボルン大学|モナッシュ大学|ディーキン大学|ラ・トローブ大学|アールエムアイティー大学|ビクトリア大学|スウィンバーン工科大学|ディヴィニティ大学
【西オーストラリア州の大学】
西オーストラリア大学|カーティン大学|マードック大学|エディスコーワン大学|ノートルダム大学
【南オーストラリア州の大学】
アデレード大学|南オーストラリア大学|フリンダース大学|トーレンス大学
【その他の地域の大学】
オーストラリア国立大学|キャンベラ大学|タスマニア大学|チャールズ・ダーウィン大学
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