PR

カナダでの就職に必要なビザとは?ワーホリ・Co-op・PGWPの違いを解説【2025年版】

留学

カナダで働くには「正しいビザの選択」がカギ

カナダで就職を目指す留学生にとって、どのビザが必要で、どこまで就労が可能なのかを把握することは、キャリア設計の出発点です。
「ワーホリで働けるの?」「卒業後もカナダに残れる?」など、就職に直結するビザの仕組みを本記事でわかりやすく整理します。


カナダ就職に関わる主要ビザ3種


✅ ① ワーキングホリデービザ(Working Holiday)

項目内容
対象年齢18〜30歳(日本国籍)
滞在期間最長1年間
就労条件フルタイムで就労可能(職種・雇用主の制限なし)
通学最長6か月まで可能

【特徴】自由度は高いが1年限定。職歴としてカウントされにくい場合も。


✅ ② Co-opビザ(学生ビザ+就労許可)

項目内容
対象指定のCo-opプログラムに在籍する学生
就労期間プログラム後半にインターン(有給または無給)
就労条件学業と連動しており、学校の承認が必要

【特徴】実務経験を積むチャンス。就職の“準備段階”として重要

✅ ③ 卒業後就労ビザ:PGWP(Post-Graduation Work Permit)

カナダで本格的に長期の現地就職を目指すなら、このビザが事実上のスタート地点です。


PGWPの基本情報

項目内容
対象カナダの公立カレッジ・大学・大学院などの卒業生(一部私立も対象)
就労可能期間8か月〜3年間(就学期間に応じて変動)
就労制限なし(業種・時間ともに自由)
配偶者ビザ配偶者のオープンワークパーミットも取得可

✅ 申請・利用時の注意点

  • PGWPは1人1回限り。再取得は不可
  • 対象外の学校(例:語学学校のみ)卒業では申請できない
  • 申請は卒業後180日以内(学業終了後すぐに準備を始める必要あり

✅ なぜPGWPが“カナダ就職の鍵”になるのか

  • 就労経験が「永住権(PR)」申請の要件に直結
  • フルタイム就労できることで、現地企業の本採用にも繋がりやすい
  • ワーホリやCo-opより職歴としての信頼性が高い

PGWP取得後の1〜2年が、「就職+移住」の最大チャンス期間といえます。

ワーホリ・Co-op・PGWPの違いを徹底比較

ビザ種別就労可能期間就労条件向いている人
ワーホリ最長1年フルタイム可(制限少)短期で海外経験したい/若年層向け
Co-op学業に連動(4〜6か月)プログラム指定の実習先実務経験を得たい/キャリア準備段階
PGWP最長3年フルタイム就労制限なし現地就職・永住を視野に入れる人

ビザ選びのポイントは「最終ゴール」から逆算すること

  • 「将来的にカナダで働きたい・移住したい」→ Co-op or PGWPがベースになる
  • 「英語環境に短期で触れたい」→ ワーホリ
  • 「実績を残してキャリアに繋げたい」→ PGWP → PRの道が堅実

留学→就職→永住までのキャリアパス例

  1. スマ留などで短期語学留学(基礎力+情報収集)
  2. 公立カレッジ入学→Co-opで実務経験→卒業
  3. PGWPで3年就労 → PR(永住権)申請

ここまでを3〜5年で完了する日本人留学生も多数います。


まとめ|「どのビザで何ができるか」を知ることが就職成功の第一歩

  • カナダ就職を本気で考えるなら、ビザ制度の正しい理解が必須
  • ワーホリ・Co-op・PGWPはそれぞれ「段階別の役割」がある
  • 自分のゴール(就職 or 永住 or キャリア経験)から逆算して、ビザを選びましょう

関連リンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました