ニューサウスウェールズ州やビクトリア州など複数の地方都市にキャンパスを構えるチャールズスタート大学(Charles Sturt University/CSU)は、教育学、看護学、獣医学、農学、IT分野で高い評価を得ている大学です。実践教育とオンライン学習を組み合わせ、地方と都市の双方で学びやすい環境を提供しています。
本記事では、チャールズスタート大学の学費や世界ランキング・偏差値といった基本情報から、主要学部や入学条件(英語スコアやパスウェイプログラム)、出願の流れと時期、日本人留学生の割合、卒業後の就職事情までを整理し、分かりやすく解説します。
チャールズスタート大学の基本情報
- 所在地:ニューサウスウェールズ州(バサースト、ウォガウォガ、オレンジなど)、ビクトリア州、キャンベラにキャンパス
- 設立:1989年
- 学生数:約43,000人(うち留学生は約9,000人以上)
- 特徴:地方都市に強い拠点を持ち、実践的かつ地域密着型教育に定評
世界ランキングと偏差値
チャールズスタート大学は国内外で安定した評価を得ています。
- QS世界大学ランキング2025:801–850位
- Times Higher Education(THE)世界大学ランキング2025:601–800位
- 分野別では「教育」「看護」「農学」「獣医学」「IT」で評価が高い
偏差値換算は難しいですが、特定分野に強みを持つ実践重視型大学として位置づけられます。
学費の目安
- 学士課程(Bachelor):年間 A$27,000〜34,000(約270〜340万円)
- 修士課程(Master):年間 A$30,000〜36,000(約300〜360万円)
地方都市キャンパスのため生活費も抑えやすく、コストパフォーマンスの高い留学先といえます。
学部・大学院の専攻分野
CSUは地域社会と産業に直結した実践教育が強みです。
- 教育学部(初等・中等教育、教育政策、TESOL)
- 看護・健康学部(看護、助産、公衆衛生、社会福祉)
- 獣医学部(獣医学、動物科学)
- 農学部(農業科学、環境学、食品生産)
- IT・工学部(情報システム、サイバーセキュリティ、データサイエンス)
- ビジネス学部(会計、マーケティング、経営)
- 人文・社会学部(心理学、国際関係、メディア)
特に教育・看護・獣医学・農学・ITはオーストラリア国内でも高い評価を受けています。
入学条件
学士課程
- 高校卒業資格(評定平均3.0以上が目安)
- 英語力:IELTS 6.0〜6.5以上(専攻により異なる)
修士課程
- 関連分野の学士号
- 英語力:IELTS 6.5以上(看護・教育・獣医学専攻は7.0を求められる場合あり)
英語力が不足する場合は、CSU Study Centresや付属カレッジのEAPコースを経由して進学可能です。これらはパスウェイプログラムとして多くの留学生に利用されています。
出願の流れ
- 専攻・キャンパスを決定
- 必要書類を準備
- 成績証明書(英文)
- 英語スコア(IELTS/TOEFLなど)
- パスポートコピー
- 推薦状(大学院の場合)
- オンライン出願(大学公式サイトまたはエージェント経由)
- 合格通知(Conditional/Unconditional Offer)を受領
- 学生ビザ申請と渡航準備
出願時期
- セメスター1(2月入学):前年10〜11月頃が出願目安
- セメスター2(7月入学):3〜4月頃が出願目安
締切は入学の3〜4か月前ですが、英語試験や奨学金準備を考えると、半年前からの準備開始が安心です。
日本人留学生の割合と留学環境
CSUに在籍する日本人は全体の数%程度と少なく、多国籍環境で英語漬けになりやすい大学です。地方都市キャンパスは落ち着いた環境で学べる一方、キャンベラやシドニーに近い拠点もあり、生活の利便性も確保できます。
卒業後の就職・キャリア
- 教育、看護、農業、獣医学、IT分野での実習や現地就職に強み
- 地域社会や産業界と連携したインターン機会が豊富
- 卒業後は卒業生ビザ(485ビザ)で最長4年間就労可能
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チャールズスタート大学に関するFAQ
Q. 学費はどのくらいですか?
A. 学士課程で年間約270〜340万円、修士課程で約300〜360万円です。
Q. 入学に必要な英語スコアは?
A. IELTS 6.0〜6.5以上が一般的です。看護や獣医学などでは7.0を求められる場合もあります。
Q. 日本人学生は多いですか?
A. 全体の数%程度で、日本人比率は低めです。多国籍環境で学びたい方に適しています。
Q. 出願時期はいつですか?
A. 2月入学は前年10〜11月、7月入学は3〜4月が目安です。準備は半年前から始めるのが安心です。
Q. 卒業後の就職は可能ですか?
A. 卒業生ビザ(485ビザ)を利用して最長4年間働けます。教育・看護・農学・獣医学・IT分野は現地需要が高く就職に有利です。
まとめ
チャールズスタート大学(CSU)は、教育・看護・獣医学・農学・ITに強みを持ち、地方都市での落ち着いた留学環境と、コストパフォーマンスの高さが魅力です。実践的な専門教育を受けたい学生に適した選択肢といえます。
オーストラリア各州別の大学一覧
オーストラリアには各州ごとに特色ある大学が点在しており、世界的に評価される名門校から地域密着型の実践的な大学まで幅広い選択肢があります。
以下では、州ごとに代表的な大学の記事リンクをまとめています。興味のある大学や地域をクリックして、詳細な学費・偏差値・入学条件などをご確認ください。
【クイーンズランド州の大学】
グリフィス大学|クイーンズランド工科大学|クイーンズランド大学|ボンド大学|サザンクイーンズランド大学|ジェームズクック大学|セントラル・クイーンズランド大学|サンシャイン・コースト大学|サザンクロス大学
【ニューサウスウェールズ州の大学】
シドニー大学|ニューサウスウェールズ大学|シドニー工科大学|マッコーリー大学|ウェスタンシドニー大学|ウーロンゴン大学|ニューカッスル大学|ニューイングランド大学|チャールズスタート大学|アボンデール大学|オーストラリア・カトリック大学
【ビクトリア州の大学】
メルボルン大学|モナッシュ大学|ディーキン大学|ラ・トローブ大学|アールエムアイティー大学|ビクトリア大学|スウィンバーン工科大学|ディヴィニティ大学
【西オーストラリア州の大学】
西オーストラリア大学|カーティン大学|マードック大学|エディスコーワン大学|ノートルダム大学
【南オーストラリア州の大学】
アデレード大学|南オーストラリア大学|フリンダース大学|トーレンス大学
【その他の地域の大学】
オーストラリア国立大学|キャンベラ大学|タスマニア大学|チャールズ・ダーウィン大学




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