「オーストラリアと他の英語圏、どこが一番コスパがいいの?」
留学を検討する上で、学費や生活費の比較は非常に重要な判断材料です。
この記事では、オーストラリア・カナダ・アメリカ・イギリスの学費・滞在費・就労条件を比較し、目的に応じた留学先の選び方をわかりやすく解説します。
主要4か国の学費比較(語学学校・大学)
国 | 語学学校(週) | 大学(年) |
---|---|---|
オーストラリア | A$300〜400 | A$25,000〜40,000(約250〜400万円) |
カナダ | C$250〜350 | C$20,000〜35,000(約220〜390万円) |
アメリカ | US$300〜500 | US$25,000〜50,000(約370〜750万円) |
イギリス | £200〜350 | £15,000〜35,000(約270〜630万円) |
※2025年時点の平均相場(為替:1AUD=100円、1C$=110円、1US$=150円、1£=180円換算)
👉 オーストラリアの学費詳細はこちら:
オーストラリア留学の学費まとめ
滞在費・生活費の比較
国 | 月の生活費目安 | 特徴 |
---|---|---|
オーストラリア | A$1,500〜2,500 | 物価高め/エリア差大きい |
カナダ | C$1,200〜2,000 | 比較的抑えめ/気候に注意 |
アメリカ | US$1,800〜3,000 | 都市による差が非常に大きい |
イギリス | £1,200〜2,000 | ロンドンは物価が特に高い |
就労条件とビザ制度の違い
国 | 学生ビザでの就労 | 卒業後の就労ビザ(例) |
---|---|---|
オーストラリア | 週24時間まで(2025年) | 卒業生ビザ(最大4年) |
カナダ | 週20時間まで | ポスグラビザ(最大3年) |
アメリカ | CPT・OPT制度あり | OPT(最大1年〜3年) |
イギリス | 週20時間まで | Graduate Route(最大2年) |
👉 卒業後の滞在について:
オーストラリアの卒業生ビザ(485)完全ガイド
留学費用で比較した際のオーストラリアの特徴
1. アメリカ・イギリスに比べて大学費用が抑えめ
- 年間学費はアメリカの60〜70%程度
- 医療・看護・ITなど永住に繋がるコースも多数
2. 働きながら学べる制度が充実
- 週24時間の就労が可能で、生活費の足しになる
- 卒業後のビザも長く、現地就職や永住を視野に入れやすい
3. 地域差が大きく、地方都市を選べば節約できる
- ゴールドコーストやアデレードなどは学費・生活費ともに抑えめ
- 地方指定学校では卒業後のビザ延長特典もあり
オーストラリアを選ぶべき人の特徴とは?
- 将来的に現地就職や永住も視野に入れている人
- 学費を抑えつつも、一定の教育水準と安全性を重視する人
- 就労しながら学びたい人(特にTAFEなど実践重視の人)
👉 留学目的別の費用感はこちら:
TAFEの費用と奨学金まとめ
まとめ|コストと将来性で考えるなら、オーストラリアは有力候補
学費・滞在費の安さだけを見ればカナダが有利なこともありますが、卒業後のビザ制度や永住ルートの現実性を含めて考えると、オーストラリアは非常にバランスの取れた選択肢です。
留学先を選ぶ際は、「安い国」ではなく「目的に合った制度と将来性がある国」を基準に選びましょう。
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